趣味に「料理」ってコスパ良いですか? 最近ネットで料理動画を観て、自分でも作ってみようかと考えています
配信日: 2023.10.14
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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自分で料理をするメリット
自分で料理をすれば、外食を減らすことができるので経済的です。また、外食に出掛ける際に公共交通機関や車を使うと、食事代の他に交通費や駐車場代がかかります。自分で料理をする場合の出費は、食材の購入費と電気代やガス代、水道代だけです。
外食をする場合は、食材の購入費以外に水道光熱費、店舗の運営費や調理・ホールスタッフの人件費、店側のもうけが料理の代金に上乗せされます。
その結果、例えば同じメニューを自分で料理する場合と外食する場合で比べると、自分で料理するほうが費用は割安です。また、自分で料理をすれば、栄養を整えやすいメリットもあります。味付けも好みの味にできるため、おいしく味わえることも魅力です。自分で料理をすると、カロリーや塩分を控えることもできるので、健康的な生活につながります。
自分で料理することが節約につながる場合
自分で料理をする場合は、工夫次第で費用を安く抑えられることがメリットです。野菜や魚介類には季節ごとにたくさん取れる旬の時期があります。旬の食材は、季節外れの時期に同じ食材を購入する場合と比べて価格が安く栄養価も豊富です。
また、スーパーなどでは、消費期限や賞味期限が近い食材を、おつとめ品として通常の価格よりも安く提供していることがあります。
野菜や果物など、規格外の大きさのものは通常の商品よりも安く販売される傾向があります。形や見た目が悪いだけで、味は通常販売されているものとの違いはありません。安い食材を購入して料理をすれば、より材料費を抑えられます。
例えばもやし、えのきだけ、豆苗、じゃがいも、玉ねぎ、鶏むね肉、納豆、豆腐、油揚げなどは、季節を問わずに安く手に入れられる食材です。これらの食材を有効活用すれば、栄養価豊富で材料費を抑えたおいしい料理が作れます。
自分で料理することが節約にならない場合
自分で料理をしても、やり方によっては節約につながらない場合があります。いくら安い食材でも使いきれないほどの量を購入してしまえば、無駄にしてしまうでしょう。大量に作りすぎてしまえば食べきれず、途中で腐らせてしまうことになりかねません。また、調理に使う器具の中には決まった料理にしか使えないものもあります。
例えば、蒸し器や野菜の水切りをするサラダスピナーなどです。蒸し器は鍋に入る大きさの耐熱皿と金属製のザルがあれば、専用のものを買わなくても代用できます。サラダスピナーはザルにボウルをかぶせて振ることで代用が可能です。料理を趣味にし始めた頃は、勢いでさまざまな調理器具を買いたくなるかもしれません。
しかし、調理器具はたくさん使うことで購入代金の元が取れます。つまり使い道があまりなく登場回数が少ないと元が取れないだけでなく、台所でも場所を取って邪魔になってしまうでしょう。
節約につながる料理術を身に付けよう!
自分で料理をすると、安い食材を購入して自分好みの味付けにできるなど、メニューに幅が出ます。塩分や油を控えることもできるので、健康面でもメリットがあります。
調理器具は基本的なものをそろえておき、組み合わせれば専用調理器具の代用になります。使用頻度の低い調味料も基本的な調味料を組み合わせて代用できるものも少なくありません。結果的に揃えるものが少なくて済むので、節約にも貢献します。調理器具や調味料の代用も含めて、料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー