生活費が足りません！ 職場の上司や同僚とキャッシングのどちらに借りるべきでしょうか？

突然の出費や予期せぬ事態で、生活費が足りなくなることは誰にでもあります。万が一、生活費が足りなくなった場合、知人に借りようと考える方も多いでしょう。
 
この記事では、知人にお金を借りた方や、キャッシングを利用した方の実態について解説します。この記事を読むことで、生活費が足りなくなった場合の理想的な解決策がわかります。

どんなときに誰からお金を借りるのか？

お金を借りた経験がある方の傾向を知っておくと、自分がお金を借りる際に役立ちます。ここでは、アンケートの調査結果をもとに、お金を借りた人の実態について解説します。
 

生活費の補てんを目的にお金を借りる

株式会社ビズヒッツは社会人になってから1～3万円を借りた経験がある496人にアンケート調査を実施しました。その調査結果によると、1〜3万円のお金を借りた理由として最も多かった回答は「生活費の補てん」でした。
 
2番目に多かった「娯楽・遊興費」と比較して約2倍の回答数が得られていたことから、多くの方は生活費の補てんを目的にお金を借りる傾向があるといえるでしょう。
 

家族や親族からお金を借りる

同調査によると、お金を借りた相手として最も多かった回答は「家族・親族」でした。アンケート回答者の47.4%が「家族・親族から借りた」と回答しており、2番目に多かった「カードローン・消費者金融」の18.3%と比較しても、圧倒的に家族や親族から借りる方が多いといえるでしょう。
 
家族や親族からお金を借りる理由として、「利子がいらない」「返済の融通が利く」などの意見が挙げられています。
 

生活費が足りなくなった場合の対策

職場の上司や同僚からお金を借りる場合、お金が原因で人間関係のトラブルに発展する可能性もあるため、あまりおすすめできません。ここでは、生活費が足りなくなった場合の対策について解説します。
 

支出を見直す

生活費が足りなくなった場合、まずは支出を見直すとよいでしょう。冷静に支出を見返すことで、支払い時期を変更できるものや、交渉次第で支払わなくてよいものが見つかるかもしれません。支出を減らすことで、借入金の金額を減らせる可能性もあります。
 
また、うまく支出をコントロールすることで、生活費を支払えることもあります。すぐにお金を借りるのではなく、まずは支出の見直しからはじめましょう。
 

不要品を売る

足りなくなったお金が1〜3万円程度であれば不用品を売って、お金を受けとる方法もおすすめです。
 
ただし、不用品の売却価格は、ものによって異なるため、手に入る金額はあらかじめ保証されていません。また、不用品を売却する手間と時間が必要な点にも注意しましょう。
 

カードローンやキャッシングを利用する

知人からお金を借りると、お金が原因で人間関係のトラブルに発展する可能性もあるため、お金を借りる相手として、あまりおすすめできません。
 
自力でお金を借りる方法として、カードローンやキャッシングも検討できるでしょう。ただし、カードローンやキャッシングには利息がつくため、利用する際には、返済計画をしっかりと立てましょう。
 

まとめ

この記事では、生活費が足りなくなった場合の対策について解説しました。社会人になってからお金を借りた経験のある方の多くは、家族や親族から生活費を補てんする目的でお金を借りていることがわかりました。
 
人から直接お金を借りた場合、その後の人間関係にも影響するため、生活費が足りないと思ったら、支出の見直しや不用品の売却を考えましょう。さらにお金が必要な場合は、カードローンやキャッシングなどのサービスを慎重に検討してみましょう。
 

出典

株式会社ビズヒッツ 社会人になってから1万円〜3万円のお金を借りた理由と借入先は？ 496人アンケート調査
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー