「毎月6万円」大学生の息子への仕送りが大変…みんなはいくらい仕送りしてる?

配信日: 2023.10.19

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「毎月6万円」大学生の息子への仕送りが大変…みんなはいくらい仕送りしてる?
子どもが大学に通うために一人暮らしをしている場合は、学費以外に「仕送り」のことも考えなければいけません。一人暮らしを経験することは、生活のために必要な資金をやりくりする能力が身に付くうえに、お金のありがたみに気づけるチャンスでもあります。
 
しかし、親としては「仕送りが少なすぎると生活に困るのではないか?」と、心配になることもあるでしょう。本記事では、一般家庭における大学生への仕送りの平均額とともに、仕送りをできるだけ少なくするために気を付けることについても紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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大学生の子どもへの仕送り平均額は?

独立行政法人日本学生支援機構が実施した「令和2年度学生生活調査」によると、大学(昼間部)の学生への仕送り平均額は、年間114万4700円とのことです。月額にすると、約9万5400円になります。
 
また、短期大学(昼間部)の学生への仕送り平均額は年間84万6000円(月7万500円)、修士課程の学生の場合は92万5300円(月約7万7100円)となっており、いずれも、平成30年度に行った調査結果より減少していました。
 

大学生の生活費はいくら必要?

仕送りは、どれくらいの額が適切なのか知るために、大学生の生活費についても見ていきましょう。全国大学生活協同組合連合会が2023年3月に発表した「第58回学生生活実態調査 概要報告」によると、一人暮らしの大学生の1ヶ月の平均生活費は12万3630円です。
 
支出の内訳の中では住居費が5万3020円と最も大きな割合を占めており、次いで食費が2万4130円、教養娯楽費が1万1760円となっています。また、貯蓄・繰り越しに充てられるお金が1万2970円と、コロナ前に比べて減少していることから、収入が減少したことがうかがえます。
 

仕送りをできるだけ安くするためにできることは?

子どもへの仕送りをできるだけ少なくするためには、生活費のうちで、占める割合の多い家賃に注意しましょう。賃貸物件の家賃相場は地域によって異なるため、事前に相場を調べたうえで、なるべく家賃の安い物件を探しましょう。
 
ただし、大学に通いづらい場所や、治安の悪いエリアにある物件を選ぶと、住み始めてから不便に感じる場合があるため、注意が必要です。
 
また、お金だけではなく、食品や生活雑貨を送ることでも、子どもの生活を支援できます。お米や調味料・シャンプーなどが安く購入できるときに買っておき、子どもに送ることで喜ばれるでしょう。
 

出典

独立行政法人 日本学生支援機構「令和2年度学生生活調査」4. 学生の収入状況(8ページ)
全国大学生活協同組合連合会「第58回学生生活実態調査 概要報告」1. 学生の経済状況 (2)下宿生の生活費(図表 2・3) 【図表2】1ヶ月の生活費<下宿性>
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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