今度母が上京してくるのですが、観光に「はとバス」ってコスパ良いですか? 自分たちで回るのとどんな違いがあるのでしょうか?

配信日: 2023.10.21

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今度母が上京してくるのですが、観光に「はとバス」ってコスパ良いですか? 自分たちで回るのとどんな違いがあるのでしょうか?
「はとバス」は東京の観光名所をまわるための観光バスツアーで、観光名所巡りを効率的に行うための手段の1つです。コスパが良いかどうかは具体的な旅程や個々の好みに依存するため一概にはいえないものの、ここでは東京の昭和レトロを観光する9980円(大人1名)を例に挙げて「はとバス」と自分たちで観光する場合との違いを紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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「はとバス」と自分たちで観光する場合の料金比較

例として挙げるのは、東京駅~東京タワー~台場一丁目商店街~東京ドームホテル/リラッサで昼食(ブッフェ/60分)~浅草花やしき~東京駅のルートを約8時間かけて巡る「はとバス」プランです。東京タワーメインデッキ入場料、昼食代、浅草花やしき入園料を含めて、大人1名9980円で利用できます。
 
コース料金に含まれている部分を自己負担する場合は、東京タワーメインデッキ入場料が1200円(大人1名)、東京ドームホテル/リラッサの「昭和レトログルメフェア」が90分で4750円(大人1名)、浅草花やしきの入園料が1200円(中学生以上~64歳以下)の合計7150円です。
 
「はとバス」プランとの金額差は約3000円ですが、自分たちで観光する場合は車や公共交通機関にかかわる費用もかかるため、実際の金額差はもっと小さくなります。
 

「はとバス」のメリット

「はとバス」には次のようなメリットがあります。
 

●観光スポットを効率的に巡れる
●ガイドが説明してくれる
●快適な環境で移動できる

 
「はとバス」が巡る場所はルートの効率性だけでなく、過去の利用者から好評だった場所や内容で設計されます。メインとなる観光スポットが人気なのはもちろんのこと、その周辺にある関連スポットや魅力的な場所なども関連付けて巡れるためとても効率的です。あらかじめ自分でスポットを調べる必要もありません。
 
また、ガイドによるナビゲーションも魅力的です。観光スポットの歴史や文化、関連情報などをガイドが教えてくれるため、観光スポットの魅力をより一層堪能できます。
 
地理に詳しくない土地では、事前に調べていたとしても最適なルートで名所を回っていくことは簡単ではありません。途中で迷ってしまったり、想定と違っていたりしてスケジュールが狂ってしまうこともあるでしょう。
 
しかし、「はとバス」ならその心配はいりません。空調が整った環境で、運転中の渋滞ストレスに悩まされることもなく快適に観光できるのが「はとバス」のメリットです。
 

自分たちで観光するメリット

自分たちで観光するメリットには、次のようなものがあります。
 

●自由度と柔軟性が高い
●予算をコントロールしやすい
●独自のスケジュールで観光できる

 
自分たちで観光する場合は、事前に観光スポット、移動手段やタイムスケジュールなどを調べる必要があるものの、その場その場でスケジュールを変更できる柔軟性の高さが魅力の1つです。天候その他の理由で巡る場所を変更したり、興味深いと感じる場所を見つけたら追加したりと自由に観光スケジュールを設計できます。
 
また観光にかける予算も自由です。「はとバス」ではプランごとに料金が決まっているほか、お土産代などが別途必要ですが、自分たちで観光する場合は決められた費用がないので、予算に応じてプランを変更することもできます。
 
また、「はとバス」では詳細なタイムスケジュールが決まっていますが、自分たちで観光する場合は特に気に入った場所に長く滞在したり、逆に滞在時間を短縮したりすることも自由です。あえてアバウトな予定にしておいて気の向くまま風の向くままに動き、新しい発見を楽しむのも楽しみ方の1つでしょう。
 

重視するポイントに応じて適切な方法を選ぼう

ここで比較した約8時間の観光プランでは、「はとバス」のほうが2~3割高い費用がかかります。「はとバス」は、自分たちで観光するよりも費用がかかるものの、準備もいらずにバスに乗っているだけで魅力的な観光スポットを巡れます。
 
一方で、自分たちで観光する場合は、その時々の気分に応じて見る場所やすることを決められるなどの良さがあるため、どちらが良いというものではなく、その時々で総合的な魅力を基にコスパを判断すると良いでしょう。
 

出典

はとバス【公式】 はとバスで巡る懐かしの昭和レトロツアー
東京タワー 展望台のご案内 / 営業時間・料金・団体予約について

【公式】東京ドームホテル 昭和レトログルメフェア【リラッサ】

浅草花やしき 料金案内

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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