レンタカーでポルシェやロータス、スーパー7など、憧れの名車を気軽に楽しむことも
配信日: 2017.05.09 更新日: 2021.05.17
ただし、こうしたクルマは購入するのも、維持していくのも大変なのは周知の通り。そんな時にお勧めしたいのが「Service X(サービスエックス)」というレンタカーのサービスです。
執筆者:佐々木節(ささき たかし)
エディター&ライター(編集事務所スタジオF主宰)
出版社を経て現職。学研ムック『絶景ドライブ』シリーズや八重洲出版『大人のバイク旅』の編集長をつとめる。旅や伝統文化、ライフスタイルを中心にライターとしても活躍中
移動するだけではないクルマの楽しさを満喫できる
ふだんはなかなか乗る機会に恵まれない欧米の高性能スペシャルモデルをレンタカーとして用意しているのがタイムズカーレンタルの「Service X」です。
ここではタイムズカーレンタルを運営する「タイムズモビリティネットワークス株式会社」のグループ広報 パーク24株式会社の企画管理本部グループ企画部、小沼さんにその魅力について聞かせてもらいました。
「そもそもクルマというのは単なる移動手段としてだけではなく、そこには“走る喜び”や“操る面白さ”といった要素も存在しています。そうしたクルマの楽しみをもっと多くの人に体感いただくため、“憧れの名車を愛車に”というコンセプトのもと、2014年からスタートしたのがService Xです。」
ライトウェイトスポーツからハイパワーモデルまで豊富な車種を用意
現在、Service Xのラインナップには、911ターボ、カレラS、カイエンターボなどのポルシェ各車を中心に、BMW M3やメルセデスAMG、シボレーコルベットZ06 といった人気の高性能車、さらにはロータス・エリーゼS、GLMトミーカイラZZ、ケーターハム・スーパー7など、日ごろあまりお目にかかれない希少なスポーツカーも用意されています(2017年4月現在のラインナップ。取扱車両はエリア・店舗によって異なります)。
このService Xを利用するには、まずタイムズクラブ(入会金・年会費無料)への入会が必要。このほか、利用時の年齢が満25歳以上、有効なクレジットカードの保有、日本の普通免許を3年以上保有といった条件はありますが、これらの条件さえクリアすれば誰でも利用することができます。
憧れの名車を1時間2,700円から楽しむことができる
さて気になるのは料金ですが、上の表組みに示した通り、利用料金は意外なほどリーズナブルに設定されています。また、万一の事故の際の補償も、対人無制限/対物無制限(免責5万円)/車両補償時価額(免責50万円)/人身傷害3,000万円の保険がセットされているので安心。ただし、不要な急加減速や蛇行運転など、スポーツ走行に類する行為はサーキット走行も含めて禁止されています。
現在、Service Xは、東京都内のタイムズステーションなど数カ所で展開していて、週末に家族や友人と郊外へのドライブを楽しんだり、結婚記念日などの思い出作りに利用したりと、さまざまな目的でのの利用があるそうです。
さらに、Service Xは通常のレンタカーとは異なり1時間・3時間の短時間利用が可能なこともあり、小沼さんによれば「仕事帰りにふらりと店舗に立ち寄って、気軽にドライブを楽しんでいく人も多いですよ」とのことでした。