「ドラム式洗濯機」の購入を考えているのですが、「縦型洗濯機」のほうが節約できますか?
配信日: 2023.10.29
そこで今回は、「ドラム式洗濯機」と「縦型洗濯機」にかかるコストを比較しました。さらに、洗濯機を選ぶときのポイントもご紹介しますので、洗濯機の購入でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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「ドラム式」と「縦型」にかかる水道光熱費はどちらが安いのか?
シャープ株式会社のデータをもとに、「ドラム式洗濯機」と「縦型洗濯機」にかかる水道代と電気代の違いを見てみましょう。
表1
ドラム式洗濯機 | 縦型洗濯機 | |||
---|---|---|---|---|
洗濯のみ 11キログラム |
洗濯~乾燥 6キログラム |
洗濯のみ 11キログラム |
洗濯~乾燥 6キログラム |
|
使用水量 | 約75リットル | 約49リットル | 約115リットル | 約88リットル |
水道代 | 約19.7円 | 約12.8円 | 約30.1円 | 約23.1円 |
消費電力量 | 約75ワットアワー | 約600ワットアワー | 約110ワットアワー | 約2200ワットアワー |
電気代 | 約2.3円 | 約18.6円 | 約3.4円 | 約68.2円 |
※シャープ株式会社「洗濯乾燥機の選び方ガイド」をもとに筆者作成
「縦型」は、「ドラム式」と比べて、水道代・電気代がともに高くなります。特に「縦型」で乾燥まで利用すると、電気代は1回約68円もかかります。
製品によっても、必要な水量や消費電力は異なりますので、目安として参考にしてください。
洗濯機を選ぶときのポイント
「ドラム式」と「縦型」は、コストだけではなく特徴にも違いがあります。洗濯機を選ぶときには、以下のポイントに注目してみましょう。
●乾燥まで必要か
●設置スペースに余裕があるか
●予算はいくらか
まずは、乾燥機能が付いているかどうかで、選ぶべきタイプが変わります。乾燥機能を使いたい場合には「ドラム式」がおすすめです。洗濯後に自分で干す方や、ガス乾燥機をお持ちの方は「縦型」でもよいでしょう。
洗濯機を選ぶ際には、サイズ感も確認しておく必要があります。設置スペースが限られている場合には、コンパクトな「縦型」が安心です。しかし「ドラム式」でもサイズが小さいものもありますので、まずは設置する予定の場所のサイズを測っておきましょう。
また、予算に合わせて製品を選ぶこともポイントです。「縦型」は「ドラム式」よりも価格が比較的安い傾向にあります。もちろん製品によっても異なりますが、「ドラム式」にはヒートポンプ乾燥や高機能を搭載したモデルが多いため、価格が高くなる傾向にあります。
水道光熱費は「ドラム式」のほうがお得|自分に合った製品を選ぼう
水道光熱費だけで見ると「ドラム式」のほうが「縦型」よりもコストを安く抑えられることが分かりました。しかし製品によっても、1回の洗濯にかかる水道光熱費は変わります。
自分たちのライフスタイルに合わせて、使いやすい洗濯機を選ぶとよいでしょう。
出典
シャープ株式会社 洗濯乾燥機の選び方ガイド 04.タテ型とドラム式 節水・省エネ能力の違い
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー