更新日: 2023.10.30 その他暮らし

一人暮らしの息子が「ロボット掃除機」を買おうとしています。普通の「掃除機」のほうが安く済みませんか?

一人暮らしの息子が「ロボット掃除機」を買おうとしています。普通の「掃除機」のほうが安く済みませんか?
昨今の家電製品は性能がよく、利便性が高まっています。家電製品をうまく活用することで、家事に対する負担の軽減や時短が期待できます。
 
しかし「購入金額が高い」「電気代が気になる」などを理由に、購入に踏み切れない方もいらっしゃるでしょう。
 
そこで今回は、「ロボット掃除機」と「普通の掃除機」にかかるコストの違いを解説します。ロボット掃除機の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

「ロボット掃除機」を必要ないと考えている人は約7割

アイロボットジャパン合同会社の「ロボット掃除機に関する意識調査」によると、ロボット掃除機を必要ないと考えている人(ロボット掃除機を持っていない人のみ)は、76.1%いるとのことです。
 
必要ない理由としては、「家・部屋が狭い(178名)」「今の掃除機で十分(54名)」との回答が並ぶなか、「値段が高い(48名)」と、価格を気にする回答もありました。
 
同調査にて「最もお金を使うようになったもの」という質問に対して、「家電・インテリア」を選択した人の割合はわずか8.0%と、家電製品にお金をかけることに対する優先順位は、低い傾向にあることが分かります。
 

「ロボット掃除機」と「普通の掃除機」にかかるコストを比較してみた

では実際に、「ロボット掃除機」と「普通の掃除機」にかかるコストにどれだけの違いがあるのかを比較してみましょう。それぞれのコストを表1にまとめました。
 
表1
 

ロボット掃除機 普通の掃除機
(サイクロン式掃除機)
購入価格の相場 3万~20万円 3万~8万円
掃除1回分の電気代 5.4円
※1回15分稼働した場合
充電にかかる電気代 3円
※1回のフル充電(5時間)で100分稼働

 
※電気代単価30円/キロワットアワーで計算
※参考サイトをもとに筆者作成
 
ロボット掃除機は、製品や部屋の大きさによって1回の稼働時間が異なります。毎回充電した分だけ稼働する場合、1回の掃除にかかるコストは約3円(充電時の電気代)です。
 
一方で普通の掃除機(その都度コンセントにさして使うもの)は、1回の掃除に15分かかると仮定すると、約5.4円の電気代がかかります。
 
掃除にかかる電気代は、ロボット掃除機のほうが安いことが分かりました。
 
購入費用の相場は製品によっても大きな違いがありますが、ロボット掃除機のほうが価格帯の差が大きく、高いものでは、20万円ほどするものもあります。しかし、そこまでの高機能を求めないのであれば、双方の購入費はそれほど変わらないといえるでしょう。
 

公式サイトで申し込み

【PR】アイフル

aiful

おすすめポイント

WEB完結(郵送物一切なし)
・アイフルならご融資可能か、1秒で診断!
最短18分(※)でご融資も可能!(審査時間込)

融資上限額 金利 審査時間
最大800万円 3.0%~18.0% 最短18分(※)
WEB完結 無利息期間 融資スピード
※融資まで 30日間 最短18分(※)
※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
※診断結果は、入力いただいた情報に基づく簡易なものとなります。
■商号:アイフル株式会社■登録番号:近畿財務局長(14)第00218号■貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率)■遅延損害金:20.0%(実質年率)■契約限度額または貸付金額:800万円以内(要審査)■返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式■返済期間・回数:借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)■担保・連帯保証人:不要

掃除にかかる電気代は「ロボット掃除機」のほうがお得

掃除にかかる時間によっても異なりますが、今回の計算結果では、1回の掃除にかかる電気代は「ロボット掃除機」のほうが安いことが分かりました。
 
ロボット掃除機のなかでも、遠隔操作機能や本体にたまったゴミをロボットが自動で捨ててくれる機能などが搭載された製品は、本体価格が高い傾向にあります。しかし、掃除にかける時間や負担を軽減できることを考えると、タイムパフォーマンスがよいといえるでしょう。
 
購入費用は、性能や機能によって大きな差がありますので、自分のライフスタイルに合った製品を選ぶことがポイントです。
 

出典

アイロボットジャパン合同会社 ロボット掃除機に関する意識調査(PRTIMES)

東京電力ホールディングス株式会社 従量電灯B・C 従量電灯B

パナソニック株式会社
 電気掃除機 MC-SR610K

 ロボット掃除機 MC-RSF1000
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集