更新日: 2023.11.06 その他暮らし

コツコツ貯金をしてついに! タワーマンションに住んで満足する人と後悔する人の差

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

コツコツ貯金をしてついに! タワーマンションに住んで満足する人と後悔する人の差
全国には、1400棟を超えるタワーマンションがあります。2023年以降に完成予定のタワーマンションは首都圏だけで168棟あり、購入を目指し貯金に励んでいる人もいるのではないでしょうか。
 
華やかな暮らしを送れるイメージのあるタワーマンションですが、デメリットも少なからず存在します。そこで本記事では、タワーマンションのメリットや向かない人の特徴を解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

タワーマンションに暮らすメリット

多くのタワーマンションは都心部に位置し、駅や商業施設に近いなど利便性の高さが特徴的です。それだけでなく、ほかのマンションでは得られない魅力もあふれています。タワーマンションにはどのような特徴があるのか、主なメリットを見ていきましょう。
 

セキュリティーが充実している

タワーマンションは一般的にセキュリティーが高く、専用エントランスやオートロックなどの設備が充実しています。さらに24時間有人管理システムのある物件なら、防犯面が気になるファミリーや一人暮らしでも安心できるでしょう。
 

眺望がよい

タワーマンションは眺望がよく、都会のパノラマなど美しい景観を楽しめるのがメリットです。特に高層階は、開けた眺望を売りにしているタワーマンションは多くあります。さらに敷地内に広場や遊歩道を設けていることも多く、低層階でも周囲の建物からの距離が保たれており開放感を味わえます。
 

共用施設が豪華

タワーマンションは、共用施設が豪華なのも特徴的です。ホテルライクなエントランスやフィットネスジム、パーティールームなどが備えられることも多いです。また、クリーニングの受け渡しや宅配便を手配してくれるコンシェルジュサービスなど、ワンランク上のサービスを提供しているタワーマンションもあります。
 

タワーマンションが向かない人の特徴

多くの人が憧れるタワーマンションですが、誰に対してもおすすめできるわけではありません。
 
共用施設が豪華であるほど管理費などのコストは高まり、経済的な負担も重くなります。そもそも施設やサービスをあまり利用しない方にとっては不要な施設でしょう。
 
そのため高層階からの眺望にこだわらなければ、タワーマンション以外でも希望条件を満たす物件がみつかるかもしれません。このほか以下の特徴に当てはまる人も、タワーマンション以外の物件に目を向けてみてはいかがでしょうか。
 

収入が不安定な人

タワーマンションは安くても4000万円を超える物件が多く、2億円以上するケースも珍しくありません。住宅費が高くなりやすいため、安定した収入が求められます。さらに、居住目的でタワーマンションを購入できる人は、経済的に恵まれていることが多いです。
 
自家用車や休日の過ごし方、子ども教育にもお金をかけている住民が多く、一定レベル以上のコミュニティーが形成される傾向にあります。生活水準が高いコミュニティーと関わる機会が多ければ交際費も高くなりがちなので、不安定な収入では生活費が圧迫されるリスクに注意しましょう。
 

住んでいる階層で格差を感じる人

タワーマンションでは、住んでいる階層により劣等感を抱いてしまう場合があります。基本的にタワーマンションは高層階へ向かうほど価格も高くなるので、住んでいる階層の違いにより経済的格差を感じる場面があるでしょう。
 
例えば、低層階と高層階で使用エレベーターが異なるなど、階層を意識しやすい物件は注意が必要です。
 
しかし自然災害の多い日本では、いざというときに階段でも避難できる低層階は根強い人気を誇ります。また、低層階でも専有面積が広ければ価格も高くなるため、階層だけで価格が決まるものではありません。
 
ほとんどの住民は、プライバシーを尊重しながら暮らしているので過度な心配は不要ですが、居住するフロアによる格差が気になりやすい方はご注意ください。
 

まとめ

多くの人が憧れるタワーマンションは、豪華な共用施設などの恩恵を受けられます。その一方で、経済的な負担が重くなりやすいなどの注意点もあるため、ライフスタイルや住まいに求める条件を意識しながら物件を選ぶことおすすめします。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集