「ダイエット」しながら節約したい!鶏むね肉とプロテインならどちらがお得?

配信日: 2023.11.18

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「ダイエット」しながら節約したい!鶏むね肉とプロテインならどちらがお得?
運動不足が続くとおなかが出てきたり、体重が増えてしまったりしてしまい、ダイエットを考える方は多いのではないでしょうか。健康的に体重を減らそうと考えたときに思い浮かぶのが、鶏むね肉料理やプロテインの活用です。しかし、なるべく費用をかけずにダイエットするためには、どちらを積極的に摂取すべきなのかは悩みます。
 
本記事では、18歳以上の女性の推奨量である1日50グラムのたんぱく質を摂取する場合の、鶏むね肉とプロテインの費用をそれぞれ算出します。健康的なダイエットをしつつ、節約も一緒にしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
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鶏むね肉でたんぱく質を1日50グラム摂取する場合

まずは、鶏むね肉の費用を見ていきましょう。総務省が公表している小売物価統計調査によると、鶏肉100グラムあたりの価格は「144円」です。ただし、これは鶏肉全体の価格のため、鶏むね肉の価格はこれよりも低い可能性がある点に注意してください。
 
また、若どりの皮つき鶏むね肉100グラムあたりのたんぱく質量は「21.3グラム」です。このことから、1日50グラムのたんぱく質を摂取するには鶏むね肉を「約235グラム」食べる必要があります。そのため、1日にかかる費用は以下のとおりです。
 
235グラム÷100グラム×144円=約338円
 

鶏むね肉は低脂肪・高たんぱく質食品

鶏むね肉は低脂肪・高たんぱくであるだけでなく、糖質をほぼ含んでいません。ヘルシーな食材のため、ダイエットにも重宝されています。また、たんぱく質以外にもナイアシンやビタミンB群なども豊富です。
 
ダイエットの際に、食事を極端に制限してしまうと代謝や筋力が低下して、せっかく痩せても、太りやすい身体がつくられてしまいます。筋力や代謝を落とさずにダイエットをおこなうためには、筋肉のもととなるたんぱく質の十分な摂取が必要です。
 
鶏むね肉は、ダイエット中に控えたい脂質や糖質が少なく、反対に摂っておきたいたんぱく質が豊富に含まれているため、ダイエットにおすすめの食材といえるでしょう。
 

プロテインでたんぱく質を1日50グラム摂取する場合

今回、プロテインについては「ザバス ホエイプロテイン100 リッチショコラ味(980グラム)」を使って計算します。金額は一般的な販売価格である「4480円(税込み)」とします。
 
ザバスのホエイプロテイン1食分である28グラムに対してたんぱく質が19.5グラム含まれているため、たんぱく質を1日50グラム摂取するためには、約72グラムのプロテイン摂取が必要です。
 
1日にかかる費用については以下のとおりです。
 
72グラム÷980グラム×4480円=約329円
 
プロテインを利用して50グラムのたんぱく質を摂取する場合、1日で約329円の費用がかかります。
 

ダイエットにプロテインを活用する方法

プロテインも、ダイエットをするうえでよく活用される製品です。例えば有名なものに、1日のうち1食分をプロテインにする置き換えダイエットがあります。いつもの食事を1食だけプロテインに置き換えることで、摂取カロリーを抑えつつ、たんぱく質を十分に摂取することが可能です。
 
ふだんからごはんを2~3杯おかわりしていたり、脂っこいおかずを好んで食べたりしている方は、置き換えダイエットをすることで食事の栄養バランスが補正され、ダイエット効果が期待できるでしょう。
 
ただし、すべての食事をプロテインでまかなおうとすると栄養バランスが偏ってしまうため、気をつけましょう。ポイントは、脂や糖質を摂りすぎている食事に狙いを定めて、プロテインに置き換えることです。
 

まとめ

たんぱく質50グラムを鶏むね肉とプロテインで摂取する場合の費用は、あまり差がありませんでした。ただし、総務省の「小売物価統計調査」では、鶏肉全体の価格が算出されているため、鶏むね肉だけであれば、掲載されている価格よりも安くなると考えられます。
 
どちらを活用してダイエットをおこなうにしても、極端な食事制限はせずに、バランスのよい食事を心がけたうえで、体重管理をしていきましょう。
 

出典

総務省統計局 政府統計の総合窓口(e-Stat) 小売物価統計調査(動向編)表番号2 主要品目の東京都区部小売価格【2022年9月~2023年9月】(2023年9月)
厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020年版) たんぱく質の食事摂取基準(126ページ)
文部科学省 食品成分データベース 肉類/<鳥肉類>/にわとり/[若どり・主品目]/むね/皮つき/生
株式会社 明治 ザバス ホエイプロテイン100 リッチショコラ味
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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