そこで本記事では、財布をなくしてしまった場合にやるべきことや、その優先順位を解説していきます。
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ）
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財布を紛失した場合にやるべきことの順番は?
財布を紛失したら、まずは心当たりのある場所を探しましょう。探し場所としては、自宅をはじめ、カバンや洋服のポケット、自宅から訪問先までの道のり、訪問先などが挙げられます。
利用した交通機関やお店などがあれば、財布が届いている可能性があるので、電話で問い合わせてみましょう。探すときは、一人ではなく複数人で探すことをおすすめします。というのも、大勢の目で探したほうが満遍なくチェックすることができるからです。
それでも財布が見つからなかった場合、次にやるべきことは最寄りの交番または警察署に出向き、「遺失物届」を出すことです。遺失物届は警視庁の公式ホームページからダウンロードすることができます。
手続きを急いでない場合や現金が100万円未満の場合は、交番や警察署ではなく、「警視庁行政手続オンライン」サイトを通して、届けを出すことも可能です。遺失物届を出した後、落とし物が届けば警察から連絡がきます。また、警視庁の公式ホームページにある「落とし物検索」を利用すれば、財布が見つかったかどうか、調べることが可能です。
財布のなかに保険証や免許証が入っていた場合も、警察で遺失物届または被害届を出します。万が一、不正利用された際の証明になるからです。
警察に届けを出した後、保険証に関しては会社員の場合は会社に、個人事業主の場合は管轄の市区町村にて再交付してもらいます。免許証の場合は警察署・運転免許センター・運転免許試験場で再発行が可能です。
財布のなかにクレジットカードやキャッシュカードが入っている場合、拾った人が悪用する可能性があります。警察に届けたを出した後に、カード利用停止の手続きを行いましょう。このとき、遺失物届が必要になります。クレジットカードの場合、カスタマーセンターに連絡をし、利用を停止してもらいます。
クレジットカードの紛失に関しては、基本的には24時間365日連絡を取ることが可能です。利用を停止する際、同時に再発行の手続きをすることをおすすめします。キャッシュカードに関しても、銀行などの金融機関に連絡をして利用停止を行います。こちらも24時間365日、連絡を取れる金融機関が多いです。
キャッシュカードが不正に利用された場合には、預金者保護法が適用されます。これは、万が一、預金口座のお金を使われてしまった場合、被害額を補償してもらえるというものです。通帳を見て不正利用がないかどうか、確認するようにしましょう。
警察に遺失物届を出した後に利用停止や再発行の手続きを行おう
財布を紛失したら、まずは心当たりのある場所を探します。それでも財布が見つからなかった場合、次に警察に遺失物届を出します。保険証と免許証に関しては、どちらも警察で遺失物届または被害届を出し、再交付または再発行してもらいましょう。
警察に届けを出した後、クレジットカードやキャッシュカードの利用を停止します。どのような手続きをすればよいのか、事前に知っておくことで慌てずに対処することができるでしょう。
出典
警視庁 落とし物をした方
警視庁 遺失、盗難、汚損、破損、表示内容の変更による再交付手続
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
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