【割り勘問題】彼女とのデートでいつも悩みます。デート代は男性が全額負担するべきでしょうか?

配信日: 2023.11.22

この記事は約 4 分で読めます。
【割り勘問題】彼女とのデートでいつも悩みます。デート代は男性が全額負担するべきでしょうか?
「彼女とデートのたびに全額を負担するのは厳しい」「割り勘を提案すると彼女から嫌われるのでは」などと考えていませんか。安定した収入があったとしても、デートにかかる費用を全額負担し続けることは厳しいケースが多いでしょう。
 
本記事では、デートにかかる費用の目安と、割り勘に対する男女の意識を紹介しています。ぜひ今後、彼女とデートするときの参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

デートにかかる費用の目安

彼女と食事や映画などへ出掛けると、それなりの費用がかかります。具体的に、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。
 
ブライダル総研(株式会社リクルートマーケティングパートナーズ)が、2017年9月に20~49歳の男女(結婚経験のない独身者のみ)4200人を対象に実施した「恋愛・結婚意識調査2017」によると、1回のデートで1人が支払うデートの費用は男性が平均6411.4円、女性が平均2420.0円、全体の平均が4473.3円です。男性が女性よりも3991.5円多く支払っています。
 
ちなみに、2014年調査における男女の金額差は4675.5円(男性平均8282.9円、女性平均3607.5円、全体平均6070.9円)でした。女性の負担額は減っていますが、女性が負担している割合は大きく変わっていません。
 

女性は割り勘をどう思っている?

以上の結果から、男性がデート代を主に負担しているカップルが多いといえそうです。一方、女性は割り勘について、どのように考えているのでしょうか。
 
「恋愛・結婚意識調査2017」によると、デート費用を2人で割り勘をしたいと考えている男性は25.3%、女性は35.1%です。この調査では、年代により考え方が異なることも示されています。割り勘をしたいと考えている20代は男性が29.1%、女性が41.1%、30代は男性が24.9%、女性が31.5%、40代は男性が18.1%、女性が22.8%です。男女とも年代が若いほど、割り勘をしたいと考えている割合が高くなっています。
 
よく似た調査をLINE株式会社(東京都新宿区)が運営する「LINE Pay」でも、2018年11月に実施しています。
 
20~30代の会社員3万5915人を対象に実施した「割り勘に隠された本音を調査! 割り勘に関する意識調査」によると、意中の人とデートで食事代が割り勘になってもよいと回答した女性の割合は69%、割り勘には抵抗がある(相手に全額/多めに払ってほしい)と回答した女性の割合は25%です。条件付きですが、割り勘でもよいと考えている女性は7割ほどいます。
 
また、株式会社モデル百貨(長崎県佐世保市)が運営する、「MoneyGeek」が、2023年8月にパートナーがいる1000人の独身男女を対象に実施した「『デート代の割り勘』事情調査」の結果も紹介します。同調査によると、割り勘がいいと思っている男性は20%、女性は37%です。女性においては、パートナーに多めに払ってほしい(30%)人が、パートナーに全額払ってほしい(14%)人よりも割合が高くなっています。
 

デート代は割り勘でも問題ないケースがある

各調査の結果を踏まえると、デート代は割り勘でも問題ないケースがあるといえそうです。特に、若い世代はこの傾向が強くなると考えられます。
 
ただし、男性に全額払ってほしいと考えている女性も一定の割合で存在します。割り勘に対する考え方は、彼女の価値観で異なるといえるでしょう。
 
デート代を全額負担し続けることが難しい場合は、会計時に彼女の反応を見て支払うつもりであれば割り勘、あるいは一部の負担を求めてみてはいかがでしょうか。負担することで、気分が楽になる女性もいるのです。
 

デート代の割り勘は彼女の価値観、彼女との関係性を踏まえて検討

デート代を割り勘にしたい、あるいはデート代を割り勘にしてもよいと考えている女性は多くいます。全額負担が厳しい男性は、割り勘を検討してもよいでしょう。
 
ただし、割り勘を望まない女性がいることも事実です。彼女の価値観や彼女との関係性を踏まえて検討することが大切です。気兼ねなく話せる関係であれば、支払いについてそれとなく聞いてみることもひとつの方法といえるでしょう。
 

出典

ブライダル総研 恋愛・結婚調査2017
LINE株式会社 LINE Pay割り勘に隠された本音を調査! 割り勘に関する意識調査
株式会社モデル百貨 MoneyGeek 男女1000人「デート代の割り勘」事情を調査!男性が多く支払う風潮は根強いが、割り勘を望む女性も37%
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集