30代女性、化粧品にかかるお金が増えています。平均はいくらで、節約のコツはありますか?
配信日: 2023.11.23
本記事では、女性が化粧品にかける平均金額から、化粧品にかけるお金を節約するコツまで解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
女性が化粧品にかける平均金額
株式会社リクルートライフスタイルは、「令和時代のオトナ女性〜価値意識調査2019〜」を実施しました(調査対象:1都3県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)に居住する20~69歳の女性2500人)。
調査結果によると、美容関連の消費金額のうち化粧品にかける平均金額は3ヶ月あたりで、7597円となっています。1ヶ月あたりの金額に直すと、約2532円です。
つづいて、化粧品にかける金額を年代別にみてみましょう。20代が3ヶ月あたりで化粧品にかける金額は6855円(1ヶ月あたり2285円)、30代は6580円(1ヶ月あたり約2193円)でした。さらに、40代は7386円(1ヶ月あたり2462円)、50代は8194円(1ヶ月あたり約2731円)、60代は8980円(1ヶ月あたり約2993円)です。
同調査からは、30代は20代よりもわずかに減るものの、基本的には年代が上がるにつれて化粧品にかける金額が増えていることが分かります。30代の女性であれば、1ヶ月あたり約2200円です。この金額と照らし合わせると、自分が化粧品にかけている金額が多いか少ないかが、ある程度把握できるでしょう。
全世代の平均金額は3ヶ月あたり約7600円ですが、ボリュームゾーンをみると、少し印象が変わります。3ヶ月あたりに化粧品にかけている価格帯で、もっとも多い割合を占めるのは2000〜4000円未満です。
ただし、次に多いのは1万~2万円未満であり、また、割合は0.4%にすぎませんが10万円以上の人もいるため、これらの層が平均金額を引き上げているとみられます。30代のボリュームゾーンも26.2%の割合で、2000〜4000円未満です。割合としては、1ヶ月あたり600~1300円台あたりの人が多いといえます。
化粧品にかける金額を節約するコツ
収入が増えないかぎり、化粧品にかける金額を大幅に増やすのは容易ではありません。ここでは、化粧品にかける金額を節約するコツやポイントを紹介します。
自分の肌との相性を優先する
まずは、普段使っている化粧品が、本当に自分の肌に合っているのかを確認しましょう。有名なブランドの化粧品や高額な商品が、必ずしも自分の肌との相性がよいとはかぎりません。自分の肌に合っているものが低価格帯の化粧品であれば、それに変えるだけでも大きな節約となるでしょう。
試供品を利用する
化粧品売り場やドラッグストアなどでは、しばしば試供品を手に入れられます。無料のサンプルなどがあれば、利用しましょう。有料でも、最初から大容量のものを買うのではなく、お試し価格で販売されている小容量のものから使ってみましょう。自分の肌に合っている化粧品の選択にも、試供品などは活用できます。
化粧品の使用以外の方法で肌の状態をよくする
肌の状態を化粧品のみに頼るのではなく、肌質そのものの改善へと取り組むことも重要です。食事や運動、睡眠などの改善により、肌質を向上させられる可能性があります。肌質がよくなれば、化粧品の数やグレードも抑えられ、結果的に節約へとつながるでしょう。
工夫と努力次第で化粧品にかける金額は節約できる
30代の女性が1ヶ月あたりに化粧品にかける平均金額は、約2200円というデータがあります。
一方で、30代の4分の1以上の人が、1ヶ月あたり600〜1300円程度しか化粧品に使っていないというデータも無視はできません。これらのデータと比べて化粧品に費やす金額が大幅に高いようであれば、節約を試みる価値があります。
化粧品の選び方を変えたり、生活習慣を改善し肌質を整えたりすると、節約の効果が期待できるでしょう。
出典
株式会社リクルートライフスタイル 令和時代のオトナ女性〜価値意識調査2019〜
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー