更新日: 2023.11.28 その他暮らし

毎日ランチに「ラーメン」がやめられません。健康面で問題はありますか…?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

毎日ランチに「ラーメン」がやめられません。健康面で問題はありますか…?
仕事をしていると、午後からも元気に働くためにも、ランチはしっかり食べておきたいと考える人は多いでしょう。ラーメンの店舗は多くの地域にありますので、気軽に入れて、提供も比較的早いため、多くの方がランチに活用しています。しかし、ラーメンばかり食べていると、気になるのは健康面です。
 
本記事では、毎日のランチでラーメンを食べる場合の費用や節約するための工夫と、やめた場合の健康面でのメリットなどを紹介します。健康面が気になるものの、なかなかやめられないという方は、やめたときのメリットを把握しましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

平日のランチにかかる費用を比較

仕事の昼休憩に食べるランチを、外食で済ませる方は少なくありません。外食はさまざまな料理を選べるうえに、手軽に食べられるというメリットがありますが、一方で、費用がかさむことがデメリットの一つです。
 
ここでは、毎日ラーメンを食べた場合と、ワンコイン弁当を食べた場合で、費用の比較を行います。
 

週5ランチでラーメンを食べると1ヶ月で1万1340円かかる

総務省統計局の「小売物価統計調査」によると、東京都区部のラーメン(中華そば)1杯あたりの価格は、567円です。平日5日間のランチでラーメンを食べると1ヶ月で1万1340円かかります。
 
567円×20日=1万1340円
 
一日だけでみるとあまり高くは感じませんが、1ヶ月でみると大きな出費です。またラーメンは、糖質や塩分が多い食品のため、毎日摂取すると、健康面での心配も出てくるでしょう。
 

週5ランチでワンコイン弁当を食べると1ヶ月で1万円かかる

オフィス街の近くには多くの飲食店が並び、ランチの時間に合わせてお弁当を販売していることがあります。その中でもワンコイン弁当を選んで、週に5日食べた場合は、下記のとおりに、1ヶ月で1万円かかります。
 
500円×20日=1万円
 
ワンコイン弁当にすると、毎日ラーメンを食べるよりも1340円お得です。お弁当であれば種類が豊富なため、毎日違う系統の味を楽しめるでしょう。また、お弁当には主食・主菜・副菜などがバランスよく含まれており、健康面でもメリットがあるといえます。
 

毎日ラーメンを食べる場合の問題点

幅広い世代に人気のあるラーメンですが、食べる頻度が多いと、気になるのが健康面です。
 
ここでは、毎日ラーメンを食べた場合の注意点を紹介します。ラーメンが好きで食べる頻度が多い人は、自分の健康を守るためにも把握しましょう。
 

カロリーが高い

ラーメンはカロリーの高い食品としても知られています。種類によって差はありますが、スープを一緒に飲んだり、チャーハンや唐揚げなどをセットで頼んだりすることで、より高カロリーになりがちです。高カロリーな食事は、肥満につながるおそれがあります。毎日食べることで内臓脂肪が蓄積していくと、生活習慣病のリスクが高まるため、注意が必要です。
 
一切食べてはいけないというわけではありませんが、毎日食べている人は、頻度を減らしたり、前後の食事量を調整したりするなどの工夫を心がけましょう。
 

塩分が多い

ラーメンは、塩分が多い食事の一つです。特にスープには塩分が多く溶け込んでいるため、毎食スープまで飲み干している人は、塩分過多に注意しましょう。
 
一日の適切な塩分摂取量は、男性で7.5g、女性で6.5gです。塩分の摂りすぎは、高血圧や動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などの原因になりかねません。せっかくラーメンを食べるならば、スープまで味わいたいと思うかもしれませんが、健康面のリスクを考えると、毎食スープまで飲み干すのは控えたほうがよいでしょう。
 

ランチをお弁当にすることのメリット

ランチをラーメンからお弁当に変更すると、健康面でもメリットがあります。ラーメンは糖質や塩分の多い食品のため、栄養バランスの調節があまりできません。
 
お弁当であれば、基本的に主食・主菜・副菜がそろっているため、栄養バランスがとりやすいといえます。また、店舗によってさまざまなお弁当を展開していることからも、飽きがこずに、毎日でも楽しめるでしょう。
 

ラーメンは適度に楽しもう

ラーメンは、老若男女に愛される魅力的な食品ですが、食べ過ぎは健康面での心配が大きくなります。毎日ラーメンを食べている人は、費用の節約や健康面でのリスクを把握して、頻度を減らしていきましょう。
 

出典

総務省統計局 政府統計の総合窓口(e-Stat)小売物価統計調査(動向編) 表番号2 主要品目の東京都区部小売価格【2022年10月~2023年10月】(2023年9月)「1001 うるち米(単一原料米,「コシヒカリ」)」~「2183 学校給食(中学校)」
厚生労働省 e-ヘルスネット ナトリウム
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集