更新日: 2023.11.28 その他暮らし
毎日ランチに「ラーメン」がやめられません。健康面で問題はありますか…?
本記事では、毎日のランチでラーメンを食べる場合の費用や節約するための工夫と、やめた場合の健康面でのメリットなどを紹介します。健康面が気になるものの、なかなかやめられないという方は、やめたときのメリットを把握しましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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平日のランチにかかる費用を比較
仕事の昼休憩に食べるランチを、外食で済ませる方は少なくありません。外食はさまざまな料理を選べるうえに、手軽に食べられるというメリットがありますが、一方で、費用がかさむことがデメリットの一つです。
ここでは、毎日ラーメンを食べた場合と、ワンコイン弁当を食べた場合で、費用の比較を行います。
週5ランチでラーメンを食べると1ヶ月で1万1340円かかる
総務省統計局の「小売物価統計調査」によると、東京都区部のラーメン(中華そば)1杯あたりの価格は、567円です。平日5日間のランチでラーメンを食べると1ヶ月で1万1340円かかります。
567円×20日=1万1340円
一日だけでみるとあまり高くは感じませんが、1ヶ月でみると大きな出費です。またラーメンは、糖質や塩分が多い食品のため、毎日摂取すると、健康面での心配も出てくるでしょう。
週5ランチでワンコイン弁当を食べると1ヶ月で1万円かかる
オフィス街の近くには多くの飲食店が並び、ランチの時間に合わせてお弁当を販売していることがあります。その中でもワンコイン弁当を選んで、週に5日食べた場合は、下記のとおりに、1ヶ月で1万円かかります。
500円×20日=1万円
ワンコイン弁当にすると、毎日ラーメンを食べるよりも1340円お得です。お弁当であれば種類が豊富なため、毎日違う系統の味を楽しめるでしょう。また、お弁当には主食・主菜・副菜などがバランスよく含まれており、健康面でもメリットがあるといえます。
毎日ラーメンを食べる場合の問題点
幅広い世代に人気のあるラーメンですが、食べる頻度が多いと、気になるのが健康面です。
ここでは、毎日ラーメンを食べた場合の注意点を紹介します。ラーメンが好きで食べる頻度が多い人は、自分の健康を守るためにも把握しましょう。
カロリーが高い
ラーメンはカロリーの高い食品としても知られています。種類によって差はありますが、スープを一緒に飲んだり、チャーハンや唐揚げなどをセットで頼んだりすることで、より高カロリーになりがちです。高カロリーな食事は、肥満につながるおそれがあります。毎日食べることで内臓脂肪が蓄積していくと、生活習慣病のリスクが高まるため、注意が必要です。
一切食べてはいけないというわけではありませんが、毎日食べている人は、頻度を減らしたり、前後の食事量を調整したりするなどの工夫を心がけましょう。
塩分が多い
ラーメンは、塩分が多い食事の一つです。特にスープには塩分が多く溶け込んでいるため、毎食スープまで飲み干している人は、塩分過多に注意しましょう。
一日の適切な塩分摂取量は、男性で7.5g、女性で6.5gです。塩分の摂りすぎは、高血圧や動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などの原因になりかねません。せっかくラーメンを食べるならば、スープまで味わいたいと思うかもしれませんが、健康面のリスクを考えると、毎食スープまで飲み干すのは控えたほうがよいでしょう。
ランチをお弁当にすることのメリット
ランチをラーメンからお弁当に変更すると、健康面でもメリットがあります。ラーメンは糖質や塩分の多い食品のため、栄養バランスの調節があまりできません。
お弁当であれば、基本的に主食・主菜・副菜がそろっているため、栄養バランスがとりやすいといえます。また、店舗によってさまざまなお弁当を展開していることからも、飽きがこずに、毎日でも楽しめるでしょう。
ラーメンは適度に楽しもう
ラーメンは、老若男女に愛される魅力的な食品ですが、食べ過ぎは健康面での心配が大きくなります。毎日ラーメンを食べている人は、費用の節約や健康面でのリスクを把握して、頻度を減らしていきましょう。
出典
総務省統計局 政府統計の総合窓口(e-Stat)小売物価統計調査(動向編) 表番号2 主要品目の東京都区部小売価格【2022年10月~2023年10月】(2023年9月)「1001 うるち米(単一原料米,「コシヒカリ」)」~「2183 学校給食(中学校)」
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