更新日: 2023.12.04 その他暮らし

特技の裁縫を生かして作品を売りたいです。値段の設定や販売方法はどうすればよいですか?

特技の裁縫を生かして作品を売りたいです。値段の設定や販売方法はどうすればよいですか?
特技の裁縫を生かしたハンドメイド作品を販売したいと考えたとき、気になるのが「いくらで販売するか」という点ではないでしょうか。ハンドメイド作品を売る場合、高すぎると売れず、安すぎると利益を出せません。大切なのは、適正な価格で販売することです。
 
本記事では、ハンドメイド作品の値段の付け方や注意点、売り方について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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ハンドメイド作品の値段の付け方

ハンドメイド作品の値段を決める際に大切なのは、購入する人が欲しい値段でありつつ、きちんと利益も出せる適正価格に設定することです。ハンドメイド作品の値段を決める際は、以下の点を踏まえながら適正な価格を設定しましょう。
 

●原価を基準に値段を決める
●市場を調査する
●客観的な意見を参考にする

 
適正な価格を設定することで、ハンドメイド作品が売れやすくなりきちんと利益も出せるようになります。
 

原価を基準に値段を決める

ハンドメイド作品の値段を決める際は、原価をきちんと把握した上で決定することが大切です。ハンドメイド作品の利益は売上から原価を引いた金額となりますが、原価を無視して安売りしてしまうと赤字になってしまいます。
 
原価とは、材料費、梱包代、送料、電気代、道具代、自分の人件費など、ハンドメイド作品を作る際に使った費用を指します。これらを完成した作品の個数で割ると、1つあたりの原価を算出できます。
 

市場を調査する

ハンドメイド作品に限らず、商品を売る際は同様の商品がどのくらいの価格で売られているのか市場を調査することが大切です。競合相手の価格帯を知ることで、売れやすい適正な価格を設定するのに役立ちます。
 

客観的な意見を参考にする

適正だと思われる価格がある程度決まったら、周囲の人にハンドメイド作品を見てもらい、設定したい価格についてどう思うか率直な意見を聞いてみるのもよいでしょう。
 
意見を聞く際は、ハンドメイド作品に興味がある人や作家仲間に聞くのがおすすめです。出てきた意見を参考にして値段を調整してみてください。
        

ハンドメイド作品の売り方

ハンドメイド作品を売る方法は大きく分けて以下の4パターンです。
 

●ハンドメイド専門のアプリやサイトで売る
●フリマアプリで売る
●独自のサイトを作って売る
●委託販売で売る

 
ハンドメイド専門のアプリ・サイトは、ハンドメイド作品を求める人が集まりやすいのが特徴です。
 
フリマアプリでも、ハンドメイド作品を販売できます。フリマアプリには、多くの人が集まるため集客力はありますが、値下げ交渉をされることもあるため、きちんと利益を出せるよう注意しておきましょう。
 
独自のサイトを作って販売する場合は、好きにカスタマイズできる自由度の高さはありますが、自力で集客しなければならないため初心者にはハードルが高いです。
 
また、ハンドメイド作品を自分で売るのではなく、雑貨店などに商品を預けて委託販売することも可能です。この場合、自分の手で売る手間は省けますが、販売手数料が売上の3割から4割と高めに設定されています。
 
それぞれの特徴を理解したうえで、自分に合った方法で販売してみてください。
 

ハンドメイド作品の安売りに注意!

ハンドメイド作家として活動を始めたとき、最初のお客さんとなりやすいのが友人など身近な人です。
 
このとき、注意しておきたいのが「お友だち価格」です。一度安売りしてしまうと、途中で値段を変えづらく、ずっと割引価格で売ることになりかねません。そのような事態を避けるためにも、お友だち価格で売ることは避け、最初から適正価格で売るようにしましょう。
 

適正価格で自慢のハンドメイド作品を売ろう

ハンドメイド作品の値段を決めるときは、「原価を基準に値段を決める」「市場を調査する」「客観的な意見を参考にする」というポイントを踏まえたうえで設定しましょう。また、身近な人に販売する際は、割引価格ではなく適正価格で売ることが大切です。ぜひ、本記事を参考に自慢のハンドメイド作品の値段を設定してみてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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