更新日: 2023.12.12 その他暮らし
冬のカーエアコンはガソリンを「消費」する!?暖房を使わず快適に過ごす方法はある?
そこで今回は、車の暖房はどれほどガソリン代に影響するのかを調べてみました。「暖房の風が苦手」「暖房をつけても足元が寒い」といった方におすすめの便利なカー用品もご紹介しますので、寒さが苦手な方はぜひ参考にしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
冬の暖房はガソリンを消費する?
車内で快適に過ごすために暖房を使いますが、ガソリン代の高騰により「暖房をつけるのを我慢しよう」と考えている方もいらっしゃるでしょう。しかし車の暖房は、エンジンの排熱を再利用しているため、ガソリンの消費を心配する必要はほぼないといえます。
暖房を使用する際に燃費が悪くなるとしたら、それはA/Cスイッチをオンにしていることが考えられます。A/Cスイッチを入れることでコンプレッサーが作動しますが、エンジンを動力としているため燃費に影響がおよびます。
車内を冷却および除湿するためのスイッチで、夏に冷房を使用する際にオンにします。すなわち暖房使用時は、A/Cスイッチをオフにしていても問題ないといえるでしょう。
暖房使用時にA/Cスイッチをオンにするのは、フロントガラスが曇ってきたときです。コンプレッサーを作動させて除湿機能を働かせることで、フロントガラスの結露を防げます。
エンジンの熱を利用する車の暖房は、ガソリンをほとんど消費しないエコな機能であるといえるでしょう。
季節や外気温に合わせて、A/Cスイッチのオンオフをこまめに切り替えることで、燃費に優しい運転を可能にします。
冬に暖房を使わずに快適に過ごす方法
車の暖房はエンジンの熱を利用するため、エンジン始動直後はカーエアコンをオンにしても、しばらくは冷たい風が出てきます。「エンジンが温まるまで寒さを我慢するのは苦痛だ」「暖房をつけても足元が寒い」と感じる方もいらっしゃるでしょう。また風があたるのが苦手で、暖房を使いたくない場合もあります。
暖房を使わずに寒い冬を快適に過ごす方法として、以下のカー用品がおすすめです。
・ヒートシーター
シートカバー全体に電熱線が張り巡らされており、お尻から背中までじんわりと暖まります。寒い冬の車内でも、電源をオンにするとすぐに暖まるのがメリットです。最近では、ヒートシーターが標準装備されている車種も増えています。
・車載ファンヒーター
車のシガーソケットに接続して使える、小型ファンヒーターです。スイッチを入れるとすぐに温風を出し、手・顔・足元などをスポットで暖められるメリットがあります。フロントガラスの霜や霧をすばやく取り除いて、クリアな視界を保てます。
・電気ブランケット
車用USBから電源を確保できるブランケットです。エンジン停止後はモバイルバッテリーでも使えるため、車中泊でも役立ちます。
車の暖房やカー用品を活用して寒い冬を乗り切ろう
車の暖房はエンジンの排熱を再利用しているため、ほぼ燃費を気にせず使用できます。
車の暖房以外にも、ヒートシーター・車載ファンヒーター・電気ブランケットなど、車内で快適に過ごすためのカー用品があります。必要に応じて暖房機能やカー用品を活用して、寒い冬を乗り切りましょう。
出典
環境省 COOL CHOICE クルマの燃費は、エアコンのスイッチひとつで変わる!?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー