更新日: 2023.12.16 その他暮らし
祖父母宅で聖徳太子の「1万円札」を発見! 旧札は今でも使える? 額面より高く買い取ってもらえるの?
結論としては、聖徳太子の1万円札は現在も使用でき、ものによっては高く買取してもらえます。そこで、本記事では古いお札が今でも使用可能な理由、そして高く買い取ってもらえる紙幣はどのようなものなのかについて解説していきます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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旧札22種類は今でも使用可能!
日本銀行券は1885年(明治18年)に初めて発行されて以来、現在までに53種類が出ています。この53種類のうち、現在は22種類の銀行券が今も使える有効な通貨となっており、聖徳太子の1万円札もその一つです。
その他に、聖徳太子の5000円札や1000円札が現在も使用可能なので、もし古い通貨を使用できるのかどうかがわからない場合は日本銀行のホームページで確認してみましょう。
旧札を使用する方法
旧札を現在でも使用できるとわかっても、いざ使おうとするとお店によっては古いお札だと受け取ってもらえない可能性があります。その場合は、日本銀行の支店で現在発行中のお札と引き換えてくれるため、日本銀行で交換しましょう。
ただし、聖徳太子の1万円札はそのまま現在発行中の1万円札との交換となるため、価値が変わることがありません。1万円に上乗せした金額がもらえるわけではないことに注意してください。
旧札に額面以上の価値はあるのか
聖徳太子の1万円札が1万円以上の価値になるかどうか確認するため、旧紙幣や旧札の買取業者に査定してもらいましょう。査定料が無料だったり、査定・売却・現金化まで即日で行ってくれたり、と会社によってさまざまなサービスを展開していますので、自分に合った買取業者を選びましょう。
ちなみに「買取専門店ウリエル」が2021年12月のコラムで公表した聖徳太子の1万円札の買取相場価格は図表1の通りです。
図表1
買取専門店ウリエル 聖徳太子1万円札買取相場価格
聖徳太子の1万円札は比較的新しい紙幣のため、買取されても1万円の価値のままの可能性が高いです。しかし未使用や美品の場合、通し番号が珍しいものの場合は、1万円以上の価値になる可能性が高くなります。例えば、記番号がAから始まりAで終わるものや、111111といったゾロ目、00001といった一番数字になっているものは高く買取される可能性があります。
必ずしも1万円以上の価値になるわけではないことを踏まえ、まずは買取業者の無料査定で鑑定してもらってから、買取をしてもらうか日本銀行で交換してもらうかどうかを検討したほうがいいでしょう。
まとめ
古い紙幣であっても、現在使用できるお札は22種類あります。まずは現在も使用できるのかどうかを日本銀行のホームページで確認し、日本銀行で交換するか旧札買取業者で買取してもらいましょう。
そして買取の際は美品や珍しい番号の場合は1万円以上の価値になることがありますが、必ずしも1万円以上の価値になるとは限らないこともあることを念頭に置いておきましょう。
出典
日本銀行 その他有効な銀行券・貨幣
ウリエル 聖徳太子のお札旧1万円札・5,000円札・1,000円札・100円札の買取価格を紹介!プレミア価値が付く紙幣の特徴とは
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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