更新日: 2024.07.29 その他暮らし

1週間でビールの「6缶パック」を2つ消費って多いですか? 夫と毎日晩酌するのですが、健康のためにもやめるべきでしょうか…?

1週間でビールの「6缶パック」を2つ消費って多いですか? 夫と毎日晩酌するのですが、健康のためにもやめるべきでしょうか…?
健康面が不安だけれど毎日の晩酌はやめられないという人は少なくないのではないでしょうか。夫婦でほぼ毎日晩酌をしていて、ビールの6缶パックを1週間に2つ消費していると健康に問題はあるのかや、アルコールの適正量と飲酒のリスクを紹介します。禁酒するといくら節約になるかも取り上げるので、健康と節約のためにこの機会に飲酒量を見直したいと考えている人は参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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アルコールの適正量はどれくらい?


飲酒量は増えれば増えるほど生活習慣病のリスクが上がり、がん・高血圧・脳出血・脂質異常症などを引き起こす恐れが出てきます。厚生労働省によると、生活習慣病のリスクは、女性で平均純アルコール摂取量が1日20g以上、男性では40g以上で上がると指摘しています。
 
ビールのアルコール度数は5%前後で、純アルコール20gに相当するのは500mlです。缶ビールの容量は135ml・350ml・500ml・1Lなどと幅が広いですが、6本パックになっている容量で多いのは350mlと500mlです。
 
350mlのビール缶6本パックを週に2つ消費する場合、妻と夫で週6日1本ずつ消費しても、厚生労働省が公表している生活習慣病のリスクが上がる平均純アルコール摂取量を下回ります。
 
しかし、500mlのビール缶6本パックを週に2つ消費する場合は、妻は1本飲み切ると生活習慣病のリスクが上昇する平均純アルコール摂取量を上回ってしまいます。ビール缶に含まれる純アルコール量はアルコール度数が高いほど増えるので、購入時には度数・容量のチェックを心掛けると良いかもしれません。
 
寝付けないときにお酒を飲む人は少なくありませんが、実はお酒を飲むと眠りが浅くなります。利尿作用でトイレに起きやすくもなるため、寝付けないときは他のリラックス方法で眠りを促すのがおすすめです。
 
また、寝付けないときにお酒を飲むと、最初はすぐに眠れたと感じるかもしれませんが、身体が慣れてしまいかえって目覚めやすくなる原因になることもあります。不眠で悩んでいる人はお酒を飲んで眠る方法よりも、温かい飲み物でリラックスするなど、他の方法を検討してみましょう。
 
 

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350ml・500mlの6缶パック やめるといくら節約できるの?


缶ビールは商品によって販売価格には幅があり、1000~3000円程度で販売されています。6缶パックを週に2つ購入していたのをやめると、1週間で2000円~6000円が節約できます。
 
さらに、1ヶ月で8000円~2万4000円、1年で10万4000円~31万2000円、10年で104万2000円~312万6000円も浮く計算になるので、その分を旅費などに回すことも可能です。かなりの節約になると分かれば、健康のためにも夫婦で前向きに飲酒量を減らせるようになるのではないでしょうか。
 
ただ、晩酌を毎日の楽しみにしているのにいきなり禁酒するというのはちょっと……という人は、飲酒の頻度を減らしたり、微アルコールビールへ置き換えたりするのはどうでしょう。この際、思い切って禁酒に挑戦したい人は、ノンアルコールビールや炭酸飲料へ切り替えてみるのも良いでしょう。
 

自分の体をいたわろう

アルコールは摂取し過ぎると生活習慣病のリスクが上がるので、摂取量には気をつける必要があります。度数が高いビールを飲むときは量を少なくしたり、休肝日を設けたりして自分の体をいたわってください。
 
アルコール依存症や健康被害がある場合でない限り、必ずしも禁酒しなければならないわけではありませんが、自分の体のことを考えて飲酒量を調整するようにしましょう。
 

出典

厚生労働省 習慣を変える、未来に備える あなたが決める、お酒のたしなみ方
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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