交通違反の「罰金」が高いランキングTOP5!2位は「高速道路で30キロ以上35キロ未満の速度超過」1位は?

配信日: 2023.12.21

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交通違反の「罰金」が高いランキングTOP5!2位は「高速道路で30キロ以上35キロ未満の速度超過」1位は?
年末年始は、実家への帰省や旅行などで、車を運転する機会が増えるのではないでしょうか。
 
車を運転するときに、交通事故に気を付けるべきなのはもちろんですが、交通違反を犯さないように注意が必要です。
 
そこで今回は、罰金が高い交通違反と、摘発件数が多い案件をランキングにまとめてみました。
FINANCIAL FIELD編集部

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罰金が高い交通違反とは!? ランキングTOP5をご紹介

警視庁が公表している「反則行為の種別及び反則金一覧表」によると、高速道路において犯してしまいがちな違反のなかで、罰金が高い交通違反ランキングTOP5は、表1の通りです。
 
表1
 

順位 反則行為 反則金額(普通車)
1位 高速道路で35キロ以上40キロ未満の速度超過 3万5000円
2位 高速道路で30キロ以上35キロ未満の速度超過 2万5000円
3位 25キロ以上30キロ未満の速度超過 1万8000円
携帯電話使用等(保持)違反 1万8000円
4位 0キロ以上25キロ未満の速度超過 1万5000円
5位 遮断踏切立入り違反 1万2000円
15キロ以上20キロ未満の速度超過 1万2000円

 
※警視庁「反則行為の種別及び反則金一覧表」を基に筆者作成
 
罰金が高い交通違反ランキングの上位を占めたのは、スピード違反でした。
 
中でも高速道路での速度超過の罰金が高く、最大で3万5000円の反則金額を支払うことになります。普段はあまり高速道路を走らない人も、年末年始は帰省や旅行などで高速道路を利用するという人もいらっしゃるはずです。
 
高速道路を走る場合は、スピードを出し過ぎないように注意しましょう。
 

違反者が続出! 摘発件数ランキングTOP5

内閣府が公表している「令和2年度 交通事故の状況及び交通安全施策の現況」より、摘発件数ランキングTOP5は表2の通りとなりました。
 
表2
 

順位 反則行為 摘発件数
1位 一時停止違反 160万4972件
2位 最高速度違反 116万2420件
3位 通行禁止違反 75万950件
4位 信号無視 63万5485件
5位 携帯電話使用等 30万9058件

 
※内閣府「第1編 陸上交通 第1部 道路交通 第2章 道路交通安全施策の現況 第5節 道路交通秩序の維持 第1-39図」を基に筆者作成
 
令和2年の摘発件数で最も多かったのは一時停止違反で、2位の最高速度違反よりも大幅に多い件数であることが分かりました。
 
普通車で一時停止違反をしてしまうと、7000円の反則金額の支払いが必要です。年末年始の運転で予定外の出費を出さないためには、慎重な運転を心がける必要があるでしょう。
 

日頃から安全運転を心がけよう

本記事の「罰金が高い交通違反ランキング」でご紹介した交通違反を犯した場合、最低でも1万2000円の罰金の支払いが必要です。
 
特に高速道路での速度超過(スピード違反)は、最大3万5000円と罰金が非常に高くなっています。年末年始に普段はあまり走らない高速道路を利用して、実家への帰省や旅行などに行かれる場合は、速度の出し過ぎには気を付けましょう。
 
また、摘発件数で最も多い交通違反は、速度超過を差し置き、一時停止違反であることが分かっています。そのような交通違反で、罰金を支払うことにならないためにも、年末年始に限らず、日頃から安全運転を心がけましょう。
 

出典

警視庁 反則行為の種別及び反則金一覧表

内閣府 令和2年度 交通事故の状況及び交通安全施策の現況 第1編 陸上交通 第1部 道路交通 第2章 道路交通安全施策の現況 第5節 道路交通秩序の維持 第1-39図

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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