更新日: 2023.12.23 その他暮らし

レギュラーガソリンが110円の時代と現代の170円!1ヶ月300km走行するとどれくらい金額の開きがある?

レギュラーガソリンが110円の時代と現代の170円!1ヶ月300km走行するとどれくらい金額の開きがある?
ドライブ好きの方にとって、大きな影響を与えるガソリン価格。頻繁に運転する人からすると、ガソリン価格の高騰は悩ましい問題です。本記事では、現在のガソリン価格と過去のガソリン価格で、1ヶ月300km走行した際にかかる費用をそれぞれ計算して、比較します。また、ガソリンの消費を抑えて運転を楽しむポイントも紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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1ヶ月300km走行する際のガソリン代を時代ごとに比較

ここでは、レギュラーガソリンで1ヶ月300km走行する場合のガソリン代を、時代ごとに計算していきます。なお、使用する車の燃費は、トヨタプリウスZ(プラグインハイブリッド)を参考に「26.0km/L」で統一します。
 

現在のガソリン価格:174円/L

資源エネルギー庁の石油製品価格調査の結果によると、2023年12月18日時点のレギュラーガソリン価格は、175.1円/Lです。
 
1ヶ月300km走行すると仮定した場合にかかるガソリン代は、以下の通りです。
175.1円/L×300km÷26.0km/L=約2020円/月
 

2009年2月末ごろのガソリン価格:約110円/L

資源エネルギー庁の石油製品価格調査の結果によると、2009年2月末ごろのレギュラーガソリン価格は約110円/Lです。
 
1ヶ月300km走行すると仮定した場合にかかるガソリン代は、以下の通りです。
110円/L×300km÷26.0km/L=約1270円/月
 

1999年4月ごろのガソリン価格:約91円/L

資源エネルギー庁の石油製品価格調査の結果によると、1999年4月ごろのレギュラーガソリン価格は約91円/Lです。
 
1ヶ月300km走行すると仮定した場合にかかるガソリン代は、以下の通りです。
91円/L×300km÷26.0km/L=1050円/月
 

ガソリン代を節約するポイント

ドライブが趣味の方や通勤に車を使っている方などにとって、ガソリン価格の上昇は大きな痛手です。ここでは、ガソリン代を節約するための、自分でできる方法を紹介します。車の使用頻度を減らさずに家計の負担を減らすためにも、ポイントを押さえて、さまざまな方法を試してみましょう。
 

停止前のブレーキの使用頻度を下げる

ブレーキを踏むと、ガソリンを燃焼させて発生させたエネルギーを摩擦で停止させることになり、ブレーキを踏む頻度が多いほど、エネルギーを無駄にしてしまいます。
 
そのため、信号や踏切などで停止する際は、早めにアクセルを離して緩やかに減速しておきましょう。早めにアクセルを離しておくことで、ガソリンの燃焼を抑えることが可能です。混雑状況や信号の状況を見て、先読み運転を心がけましょう。
 

不要な荷物を下ろして走行する

必要のない荷物を積み込んでいると、ガソリンの消費量が増えてしまいます。重い物を動かすには、よりガソリンを燃焼させて、エネルギーを発生させる必要があるからです。
 
普段から、たまにしか使用しないゴルフバッグやアウトドア用品などを、積みっぱなしの人もいるのではないでしょうか。たとえわずかでも、荷物の分だけエネルギーを無駄にしていることになりますので、使用頻度の低い荷物は車から下ろしておきましょう。
 

タイヤの空気圧を調整する

タイヤの空気圧が低いとたわみが発生して、走行中の摩擦抵抗が大きくなります。抵抗が大きいとガソリンを消費しやすくなり、燃費を低下させてしまいます。タイヤの空気圧は自然に低下してしまうので、定期的に点検を行い、適正な数値の空気圧を保つことが大切です。
 

エンジンオイルを定期的に交換する

エンジンオイルが汚れると潤滑性能が低下して、必要以上の燃料を消費してしまう可能性があります。エンジンオイルの交換時期はおよそ1万5000km、もしくは1年ごとといわれています。エンジンの種類や車種によって時期は前後するため、これを目安として、定期的な交換を心がけましょう。
 

ガソリン代が高くても自分でできる節約方法がある

今回は、1ヶ月300km走行する際のガソリン代の価格を、現在のガソリン価格である175.1円/L、過去の約110円/L、約91円/Lで比較しました。ガソリン価格の変動は、頻繁に車を使用する人たちにとって大きな影響を及ぼします。
 
ガソリン価格が高騰しても、車の使用をやめられない環境の人もいます。可能な限りガソリン代を節約して、家計への負担を軽減するためには、運転方法やメンテナンス方法の工夫が大切です。
 

出典

経済産業省資源エネルギー庁 石油製品価格調査 調査の結果 1.給油所小売価格調査(ガソリン、軽油、灯油)
<調査結果>12月20日(水)結果詳細版(xls形式:46KB)
<調査結果一覧> 1990年(平成2年)8月27日~ 【週次ファイル (xls形式:3859KB)】

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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