JR東日本が「1万円」で1日全線が乗り放題に! 東京から「日帰り」でどこまで行ける?
配信日: 2023.12.27
本記事ではそのような疑問を持っている人に向けて、「旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス」の概要をはじめ、東京から日帰りでどこまで行けるのかなどを紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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「旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス」とは
「旅せよ平日!JR東日本たびキュン※早割パス」は通称「キュン※パス」と呼ばれる、JR東日本が発売するお得な切符のことです(※はハートマーク)。平日限定ではありますが、普通・快速列車と特急列車など(新幹線を含む)の普通車自由席やBRTが1日乗り放題になります。
また、あらかじめ座席の指定を受けることで新幹線・特急列車などの普通車指定席に2回乗車することが可能です。具体的なフリーエリアとしては、JR東日本全線、青い森鉄道線、いわて銀河鉄道線、三陸鉄道線、北越急行線、えちごトキめき鉄道線(直江津~新井間)が挙げられています。
この切符が使えるのは、2024年2月14日~3月14日の平日のみで、販売期間は2024年1月14日~2月29日です。利用開始日の1ヶ月前~14日前までしか購入ができない点に留意しましょう。なお、えきねっと限定販売となり、窓口では購入できません。購入や利用に年齢制限はないものの、一律1万円での販売となり、子ども用の値段設定はないため注意が必要です。
東京から日帰りでどこまで行けるのか
現地で4時間ほど観光すると仮定した場合、東京駅から日帰りでどこまで行けるのかについては、出発時刻や具体的にどの観光スポットまで行くかによっても異なるため一概にいえません。
しかし、参考までに東京駅を出発してなるべく遠くに行くと考えると、新潟駅や新青森駅を目指すのがお得といえるでしょう。東京駅~新潟駅を指定席で行く場合、乗車券が5720円、特急券が4840円で合計1万560円かかります。往復の場合は2万1120円かかるので、キュンパスを使うと1万円以上もお得に行けるでしょう。乗車時間も約2時間なので、9時過ぎに東京駅を出発しても12時前には新潟駅に着くことが可能です。
また、東京駅から新青森駅まで指定席で行く場合は、乗車券が1万340円、特急券が7130円で合計1万7470円かかり、往復の場合は3万4940円となります。キュンパスを使えば往復1万円で行けるため、2万円以上もお得になるのです。なお、東京駅~新青森駅の乗車時間は3時間~3時間半ほどかかります。
例えば、12時過ぎに新青森駅に到着して17時台の新幹線に乗ると21時頃に東京駅に帰ることができます。ちなみに新青森駅を出発する新幹線の最終時刻は19時44分で、この電車に乗ると23時4分に東京駅に着くため、お昼に新青森駅に到着した場合でも6時間以上現地での観光などを楽しむことができます。
キュンパスを活用してお得な旅に出かけよう
キュンパスは平日利用に限られてしまいますが、新幹線や特急も含めて自由席は乗り放題、指定席も2回まで乗ることが可能です。行く場所や利用方法によってはかなりお得になるでしょう。特に、本記事で紹介した東京駅から新青森駅まで行く場合は2万円以上もお得な旅ができます。早朝に東京駅を出発すれば現地で長く観光をすることも可能なため、平日に出かける際はキュンパスの利用を検討するとよいでしょう。
出典
JR東日本 旅せよ平日
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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