更新日: 2023.12.27 その他暮らし
車の買い替えタイミングは「車検前」がいい?何年後がお得になる?
本記事では、車をお得に買い替えられる時期を紹介します。また、どのタイミングで税金が上がるかについてもあわせて解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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最適な車の買い替えタイミング
車を買い替える時期は主に3パターンあります。ここでは、車を買い替える時期とその理由を紹介します。
車検を行う前
車検は新車購入時点から3年目にまず行われます。その後は5年目、7年目と2年ごとに実施されます。車検前に買い替えを行うことで車検代や、部品の交換代、税金の支払いなどの出費を抑えることが可能です。
買い替え時期として3年目の車検前は、状態のいい車や人気の車であればリセールバリューが高く、車の価値が高いうちに買い替えできる可能性があります。3年を経過すると現在所有している車の新しいモデルが販売され、査定額が下がってしまうこともあるでしょう。
5年目の車検前に買い替えを行う理由の一つとして、メーカーの特別保証の期限が切れることがあげられます。5年目の車検時に多くの消耗品の交換が予想されるため、出費がかさむと考えられます。4年落ちの車であれば査定額が大幅に下がっている可能性は低いため、新しいモデルへの乗り換えにおすすめです。
しかし、特別保証はメーカーによって5年以内でも消滅する条件があるようなのでしっかりと確認をしておくことをおすすめします。
7年目になると車のあちこちが消耗し始め、故障や費用の大きい部品交換などが発生しやすくなります。また、性能が向上している車も多く登場しているでしょう。車検時のコストが増加しやすいため、車検を行う前に買い替えをするのも一つの手段です。
3月や9月の決算期前に行われるセールイベント
決算期前の時期になると自動車業界ではメーカーをはじめ販売会社、保険会社などが大きな販売目標を組み、セールイベントを実施します。決算月は年に2回あり、多くの場合は半月決算の9月と年度末の3月です。
とくに3月は就職や進学などの生活の変化が訪れる時期でもあるため、車の需要も高まります。店舗が混雑することも考えられるので、決算前のセールで買い替えを行う場合は、早いうちから購入する店舗や車種を決めておくことをおすすめします。
査定価格が変更される前
車の査定額は新しいモデルの販売が行われると変動が発生します。性能のいい新しいモデルが登場すれば、1つ前のモデルは価値が下がり、価格が落ちる傾向があります。そのため、新型の発売が行われる前から買い替えを検討している場合は、新型モデルが発売される前の車の価値が高いままの状態で買い替えを行うといいでしょう。
ただし、車種によっては新型よりも旧型の方が人気が高くなる可能性もあります。その場合、新型モデルが発売された直後は旧型の査定額が一時的に落ちますが、その後査定額が元に戻る可能性もあります。リセールバリューが高い車種と判断できるなら、査定額が戻るのを待つのも一つの手段です。
注意:13年目からは自動車税種別割・自動車重量税がアップする
車に継続的にかかる税金として自動車税種別割と自動車重量税があります。どちらの税金も現在新規登録から13年目を超えると増税します。
自動車重量税は18年を超えるとさらに増税となるため注意が必要です。そのため、車の扱いが丁寧で長く乗り続けていたとしても13年目で増税となる前に買い替えを検討するのもおすすめです。購入から13年も経過すると、性能のよい車がどんどんと発売されているため、燃費のいい車に買い替えることでガソリン代の節約も可能です。
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車の買い替えタイミングはいくつかある
車をお得に買い替えるタイミングは複数存在します。1つ目は車検前です。車検代を抑えるとともに車の価値が下がる前の買い替えが可能な時期といえます。2つ目は決算前のセールイベント時です。多くの企業でお得な価格で車を販売するため、購入の費用を抑えたい方におすすめといえます。3つ目は所有している車の査定額が下がる前です。新型モデルの販売が開始されると旧型の価値が下がってしまう可能性があります。新型モデルが発売される前から買い替えを検討している方は、早めに決めてしまうのも一つの手段です。
また、お気に入りの車に長く乗り続けることもあるでしょう。愛着がわき、なかなか手放せないと感じる方もいます。しかし、車は13年目で税金が上がるため、増税前に買い替えを検討するのもいいでしょう。
出典
国土交通省 自動車:自動車重量税額について
東京都主税局 自動車税種別割 | 税金の種類
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー