ママ友のお子さんにお年玉をあげるのって常識? お年玉のマナーや相場を教えてください!

配信日: 2023.12.31

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ママ友のお子さんにお年玉をあげるのって常識? お年玉のマナーや相場を教えてください!
年末年始は、何かと出費が増えるため、「懐がさみしい」と感じる人もいるのではないでしょうか。年末年始が近づくと、議論になる話題の一つが子どもへのお年玉問題です。
 
近年は、「ママ友の子どもにお年玉をあげる」という方もいるようですが、はたして一般的なのでしょうか。そこで、今回はお年玉のマナーや相場、ママ友の子どもにお年玉をあげるべきかなどについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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ママ友の子どもにお年玉をあげるのは一般的ではない

住信SBIネット銀行株式会社が2020年に行ったアンケート調査によると、「お年玉をあげる予定のある」と回答した方は61.4%でした。お年玉をあげる人数の平均は3.8人で、相手は「甥・姪」が最も多く、「自分の子ども」「甥、姪以外の親戚の子ども」と続いています。
 
今回のアンケート調査では、お年玉をあげる相手の選択肢に「ママ友の子ども」はありません。ただし、「その他」の項目があり、その割合は4.6%でした。この結果から、ママ友の子どもにお年玉をあげる方は少数派といえるでしょう。お年玉をあげる相手の範囲は、自分の子ども、孫、姪・甥を含む親戚の子ども、両親が一般的です。
 

お年玉の相場

お年玉の相場は、子どもの学年によって異なる傾向です。同調査によると、学年による金額の目安は以下のようになっています。
 

●小学生未満:1000円以下
●小学校低学年(1~3年生):1001~3000円
●小学校高学年(4~6年生):3001~5000円

 
なお、中学生以上になると金額はそれほど上がらず、中学生・高校生・大学生ともに5001~1万円がボリュームゾーンでした。一般的なお年玉の相場もほぼ同額なため、小学生以下は1000円以下、小学生は学年に応じて5000円程度まで、中学生は5000円程度、高校生は1万~2万円を目安にするとよいでしょう。
 
お年玉の金額を決める際は、お年玉を渡す子どもとあらかじめ相談しておくことをおすすめします。なぜなら、同年代の子どもの間で金額の差があると子ども同士でケンカになりやすいからです。また、あげた金額ともらった金額に差があると大人同士も気まずくなる可能性があります。
 

お年玉を渡す際のマナー

お年玉を渡す際には、いくつかの注意点があります。お金を裸のまま手渡しするのは失礼な行為にあたるため、お年玉は必ずポチ袋に入れて渡しましょう。
 
お年玉袋の表面の左上に相手の名前、裏面の左下に自分の名前を記入します。お年玉袋に名前を記入する欄がある場合は、それに従って問題ありません。お年玉は、新札を用意し「4」や「9」などの忌み数は避けるのがマナーとなっています。
 
意外と見落としがちなのが、お札の折り方や入れ方です。お札は、肖像画の面を表にし、左から右へと三つ折りにします。丁寧に三つ折りしたら、折った右側がポチ袋の表側に来るように入れましょう。硬貨は、絵柄のある面が表となるため、硬貨の表面とポチ袋の表面を合わせて入れるようにします。
 

お年玉は相手の親と話し合って金額を決めるのが理想的

お年玉は、自分の子どもや孫、親戚の子どもに渡すのが一般的となっています。そのため、ママ友など友人の子どもや近所の子どもにお年玉を渡す方は少数派です。お年玉の相場は、子どもの学年によって1000円~2万円と幅があります。できれば、事前に渡す相手の親と話し合って金額を決めるとトラブルを防止になっておすすめです。
 

出典

住信SBIネット銀行株式会社 ~お年玉に関する意識調査 2021~

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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