更新日: 2024.01.19 その他暮らし

「ロレックス」ってなんで高いんですか? 腕時計に「300万円」は高すぎるように感じますし、シルバーで似たような時計が「2000円」くらいで売っていると思うのですが…

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

「ロレックス」ってなんで高いんですか? 腕時計に「300万円」は高すぎるように感じますし、シルバーで似たような時計が「2000円」くらいで売っていると思うのですが…
高級ブランドや腕時計に興味がなくても「ロレックス」という名称は見聞きしたことがある人は多いでしょう。腕時計ブランドとしての地位を確立しており、それを疑う人はほとんどいません。同時に、腕時計の中でも高額で販売・取引されていることでも有名です。
 
ただ、いくら有名ブランドのものでも数百万円の腕時計は高すぎると感じる人もいるでしょう。
 
今回は、ロレックスの概要と価格帯、高額で販売されている理由を解説します。
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ロレックスとは

ロレックスの歴史は、ハンス・ウイルスドルフが、1905年にロンドンに設立した時計専門商社から始まります。当時は腕時計は既に存在していたものの、あまり性能がよくなく、デザイン性に優れたものもあまりありませんでした。腕時計に時計としての機能だけではなくエレガントさを持ち込んだのがウイルスドルフです。
 
1908年に、ウイルスドルフのひらめきにより「Rolex(ロレックス)」と名付けられます。その後、品質の向上に注力し、徐々に精度を高めていきました。1910年にはスイスクロノメーター歩度公認検定局からクロノメーターの公式証明書を獲得し、1914年にはイギリスのキュー天文台よりA級証明書が与えられます。
 
こうして腕時計ブランドとしての地位を徐々に向上させ、その後も機能性とデザイン性を追求しつつ成長してきたのがロレックスというブランドです。
 

ロレックスの価格帯と高い理由

ロレックスでは、さまざまなモデルが展開されています。「デイトナ」は新品で300万円前後し、中には1000万円も超えるものもある高級モデルです。「デイデイト」も800~1000万円ほどの商品がそろうモデルとなっています。「1980」は300万円前後、「ヨットマスター」も200~400万円ほどの価格帯です。腕時計としては高価格帯のモデルが、ロレックスにはまだまだあります。
 
ロレックスが高い理由は、何よりも知名度があるためです。世界中に名をとどろかせている有名ブランドであり、その知名度が価格を押し上げている要因の1つでしょう。機能が優れている点も忘れてはいけません。
 
防水機能や自動巻きなどの機能を腕時計に組み込み、また、高い精度と耐久性を持ち合わせている点もロレックスの信頼性を向上させています。その機能と精度の高さなどから、おしゃれ以外の目的で求めている人も少なくありません。
 
しかし、ロレックスは大量生産されているブランドではないため、供給と需要のバランスが常に不安定です。供給を需要が大幅に上回っていることも、高価格で販売・取引されている理由となっています。
 
ロレックスは中古市場でも人気のブランドです。長期間の使用に耐えられるつくりとなっており、投資目的で保有する人が多い点も需要を高めています。腕時計に特に興味がない人の購入が多いのも、中古市場での価格を引き上げている理由でしょう。
 

高額の腕時計を所有するかどうかは自分の価値観次第

ロレックスのブランド力を知ってはいても、腕時計に300万円や800万円、ましてや1000万円もかけるのはさすがに高すぎると感じる人は多いでしょう。しかし、腕時計にどのような価値観を抱くのかは、人それぞれです。時間がわかればよいという人もいれば、高額でも優れた腕時計が欲しいという人もいます。
 
ロレックスは人気だけではなく精度が高く機能も優れた腕時計ブランドです。もちろん、ロレックスというブランド名のみに惹(ひ)かれて購入している人もいるでしょう。どの点に注目し価値を見いだすかにも個人差はあり、それは他の人がなかなか踏み込めない領域でもあります。
 
腕時計にいくらかけるのかは、自分の価値観次第です。自分の感覚や、生活するうえでの必要性などを考慮して腕時計ブランドを選択しましょう。
 

腕時計に300万円以上の価値を見いだしている人は少なくない

歴史があり、機能や精度も優れている腕時計ブランドのロレックスは、世界中でも圧倒的な人気を誇っています。しかし、腕時計に300万円や、それ以上の価格は高すぎると感じる人も少なくありません。腕時計にどのような価値を見いだすのかは人それぞれです。
 
現実に、ロレックスに数百万円や1000万円以上の価値を見いだしている人は多くいて、そうした人たちがロレックスの価値をさらに押し上げていることも事実でしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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