更新日: 2024.01.16 その他暮らし
「マンションを買うなら早いほうがよい」とはよく言われますが、理由が分かりません。早期購入のメリットを教えてください!
本記事ではマンション購入を検討している人に向けて、マンションを早期購入するメリットと気を付けるべきポイントについて解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
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ファイナンシャル・プランナー
住宅ローンアドバイザー ,宅地建物取引士, マンション管理士, 防災士
サラリーマン生活24年、その間10回以上の転勤を経験し、全国各所に居住。早期退職後は、新たな知識習得に貪欲に努めるとともに、自らが経験した「サラリーマンの退職、住宅ローン、子育て教育、資産運用」などの実体験をベースとして、個別相談、セミナー講師など精力的に活動。また、マンション管理士として管理組合運営や役員やマンション居住者への支援を実施。妻と長女と犬1匹。
マンションを早期購入するメリットとは
マンションを早期購入するメリットはいくつかあります。まずは、購入する年齢が若ければ若いほど、早くに住宅ローンを完済できる点が挙げられるでしょう。
みずほ銀行によれば、住宅ローンについては「一般的な最長の借入期間は35年となっています。しかし、金融機関によっては他の金融機関との差別化を図るために50年まで借りられるプランを提供しているところもあります。」としています。
そのため、一般的な借入期間でローンを組みマンションを購入すると、現役時代に住宅ローンを払い終えることが可能です。返済中に年収が上がった場合は繰り上げ返済をすることで、予定よりも早くローンの完済を目指せます。早くに住宅ローンを完済すれば定年後も返済に追われることなく、生活に余裕を持って過ごせるでしょう。
また、若いうちから住宅ローンの返済を始めると、50代以降では残りの支払金額が少なくなることが想定できる点も早期購入のメリットです。住宅ローンの返済が多く残っていると、引っ越しなど住み替えはしにくいでしょう。
しかし、返済金額が少なければ住宅を売却し、その金額をローン返済に充てて完済することも可能です。売却することでまとまった資金が得られれば、そのときのライフスタイルに合わせた住み替えも容易にできるでしょう。
早期購入の注意点を知ろう
マンションを早期購入することによるメリットは大きいですが、一方で気を付けるべき点もいくつかあります。
まず、20代でマンションを早期購入する場合は、ライフスタイルの変化を想定した物件を選ばなくてはいけない点です。「住宅を購入してもライフスタイルが変われば住み替えればよい」と気軽に考えている人もいるでしょう。
しかし、マンションを売却して住み替えをするためには住宅ローンを完済して抵当権を抹消することが前提となるため、簡単に住み替えができるわけではありません。 また、ローン返済費以外にも修繕積立金や固定資産税の支払いなどが発生するため、自分の収入状況をよく考えて購入しなくてはいけない点にも注意しましょう。
マンションの早期購入はメリットとデメリットに注意しよう
マンションを早期購入することは、早くに住宅ローンを完済でき老後の生活に余裕が持てるなど、さまざまなメリットがあります。そのため、購入するなら早いほうがよいといわれることが多いでしょう。
しかしその一方で、ライフスタイルの変化を想定した物件を選ばなくてはいけないなど、いくつかの注意点もあります。マンションの早期購入を検討している場合は、メリット・デメリットを考慮することが大切です。
出典
みずほ銀行 住宅ローンの借入期間は何年まで組める?年数を決めるポイント
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
監修:高橋庸夫
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