更新日: 2024.01.16 キャッシュレス

みんなは財布にいくら入っている? 電子マネーの平均チャージ額も教えて!

みんなは財布にいくら入っている? 電子マネーの平均チャージ額も教えて!
日本でも、クレジットカードや電子マネーなどを活用したキャッシュレス決済を取り入れる人が増えてきています。
 
なかには、決済手段がキャッシュレスメインとなり、「現金をあまり使わなくなった」という人もいるのではないでしょうか。今回は、財布に入っている金額や現金を入れている理由、電子マネーのチャージ額について紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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高橋庸夫

監修:高橋庸夫(たかはし つねお)

ファイナンシャル・プランナー

住宅ローンアドバイザー ,宅地建物取引士, マンション管理士, 防災士
サラリーマン生活24年、その間10回以上の転勤を経験し、全国各所に居住。早期退職後は、新たな知識習得に貪欲に努めるとともに、自らが経験した「サラリーマンの退職、住宅ローン、子育て教育、資産運用」などの実体験をベースとして、個別相談、セミナー講師など精力的に活動。また、マンション管理士として管理組合運営や役員やマンション居住者への支援を実施。妻と長女と犬1匹。

財布に入っている現金の相場は5000〜2万円程度

マクロミルが2021年に1000人を対象におこなったお財布の中のお金の調査によると、お財布にお金を入れているのは全体の「98.3%」で、入れている額については、5001〜1万円と回答したのが、全体の28.3%でした。
 
次いで1万1〜2万円の25.2%、1001〜5000円と回答したのは21.3%でした。つまり、全体の半分以上の人が、財布に5001〜2万円入れていることになります。また、2万1〜3万円と回答した人は11.9%、それ以上と回答した人も8.1%いました。
 

・財布に現金を入れていない人の割合

財布に現金を入れていない人の割合は、1.7%です。近年は、キャッシュレス決済が普及しており、普段の生活で現金を使うケースが減ってきています。しかし、現金を持ち歩かない人はごくわずかです。
 
ちなみに、財布に現金を入れていない人の割合が最も多かったのは、20代男性と30代男性、50代男性で、それぞれ3.0%でした。60代の男性と50代の女性では、財布に現金を入れていない人の割合は0%となっています。
 

財布に現金を入れている理由

財布に現金を入れている理由を尋ねると、「災害など不測事態が起こった時に現金が必要だと思ったから。」といったものや、「スマホの電波状況や、電池切れ等 災害が多い中、何かあったらやはり現金が必要になるので、保険のような感じで入れています。」といった回答がありました。
 
多くの人がキャッシュレス決済を日常的に活用しながらも、不測の事態に備えて財布に現金を入れていることがうかがえます。
 
また、「友達とご飯に行くときに割り勘できるように。」という回答もありました。電子マネーを個人間でやり取りできるサービスもありますが、一緒に食事をした人すべてが同じサービスを利用しているとは限りません。
 
割り勘についても不測の事態となる可能性があり、そうした状況に備えて現金を財布に入れている人もいると考えられます。
 

電子マネーなどの平均チャージ額

同調査によると、電子マネーやスマホ決済を利用している人の、1回あたりのチャージ額は、2001〜5000円が最多の33.2%でした。
 
次いで8001〜1万円が18.3%、1001〜2000円が11.1%、1000円以下が9.5%と続きます。5001〜8000円は、わずか1.4%でした。また、決めていないと回答した人も11.4%いるため、そのときどきの状況で入金額を決めている人も一定数いると考えられます。
 

現金の安心感は消えそうにない日本社会

日本も確実にキャッシュレス化社会へと移行してきています。それでも、財布に現金を入れている人は98%以上もいるのが現状です。電子マネーが使えなくなるなど不測の事態に備えて、現金を財布へ入れている人は少なくありません。
 
また、電子マネーなどのチャージ額は2001〜5000円が最多という結果になりましたが、個人差があります。いずれにしても、安心感を重視して現金の扱いやチャージ金額を決定している人が多いといえるでしょう。ぜひ、参考にしてみてください。
 

出典

マクロミル 1000人に聞いてみた!お財布の中のお金
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 
監修:高橋庸夫
ファイナンシャル・プランナー

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