更新日: 2024.01.17 その他暮らし

SAでガソリンを入れようとしたら、1リットル当たり「200円」超え!一般道路より高いのはなぜ?

SAでガソリンを入れようとしたら、1リットル当たり「200円」超え!一般道路より高いのはなぜ?
高速道路のサービスエリアにあるガソリンスタンドは、一般道路と比較して、ガソリン料金が高い傾向にあります。車種にもよりますが、高速道路と一般道路では、1回の給油で1000円以上の差が出ることもあります。
 
今回は、高速道路のガソリン販売価格と、一般的な平均価格を比較してみました。高速道路を利用する際の、ガソリン代を節約する方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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高速道路のガソリン販売価格を一般的な平均価格と比較

高速道路のガソリン販売価格は、一般道路と比較して、高いといわれています。レギュラーガソリン1リットル当たりの価格を調べてみたところ、以下の通りです。
 

●東日本エリア 181~198円(2024年1月7日時点)
●中日本エリア 189~198円(2024年1月6日から12日時点) 
●西日本エリア 189~204円(2024年1月13日時点)

 
経済産業省資源エネルギー庁の「給油所小売価格調査」によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国の平均価格は176円(2024年1月9日時点)です。高速道路で給油する場合、1リットル当たり5~28円ほど高くなることが分かります。1回の給油で50リットルのタンクを満タンにすると、高速道路では250~1400円も高くなるのです。
 
高速道路のガソリン販売価格が高い理由として、基本的に24時間営業であるため、人件費・光熱費がかかることが挙げられます。また、洗車や車検など、ガソリンの販売以外に取り扱っているサービスの内容が少ないために収入源が少ないことから、ガソリン価格を高く設定していると考えられます。
 

高速道路を利用する際にガソリン代を節約する方法

高速道路での給油は、一般道路と比較して、250~1400円ほど高くなる場合があります。走行距離が長くなると、給油回数が増えるため、ガソリン代が負担になることも考えられます。
 
高速道路を利用する際に、ガソリン代を節約する方法は、以下の2点です。
 

出発前に給油ポイントを計画しておく

高速道路に入る前にガソリンスタンドに寄り、満タンにしておくとよいでしょう。高速道路の各サービスエリア・パーキングエリアのガソリン販売価格は公表されているため、場所と価格を確認して、給油ポイントを決めておくことも大切です。
 
高速道路走行中のガス欠は事故にもつながるため、危険ですから、自身の車の燃費性能と距離を計算して、ガソリン残量に余裕を持たせた計画を立てておくと安心です。
 

エコドライブを心がける

無駄な加速・減速が増えると、郊外では6%ほど燃費が悪化するといわれています。車間距離にゆとりを持たせて、一定の速度で走るようにしましょう。
 
減速時や坂道を下るときに、早めにアクセルから足を離してエンジンブレーキを活用することも、エコドライブにつながります。タイヤの空気圧が不足していると、郊外で4%ほど燃費が悪化する点にも注意が必要です。
 

高速道路を利用する際は給油のタイミングとエコドライブを心がけましょう

高速道路のガソリン販売価格は、一般的な平均価格と比較して5~28円ほど高いことが分かりました。高速道路に入る前に、ガソリンスタンドに寄って満タン給油をしておくと、50リットルタンクの場合は250~1400円ほどお得になります。
 
加速・減速など、運転の仕方が燃費に影響を及ぼすことも忘れてはなりません。ガソリン代を節約するために、給油のタイミングとエコドライブを心がけるとよいでしょう。
 

出典

東日本高速道路株式会社 ドラぷら E-NEXCOドライブプラザ 油種別販売価格

中日本高速道路株式会社 NEXCO中日本公式WEBサイト エリア別燃料油販売価格(油種別)

西日本高速道路株式会社 NEXCO西日本 油種別販売価格

経済産業省 資源エネルギー庁 石油製品価格調査 1.給油所小売価格調査(ガソリン、軽油、灯油) <調査結果>

環境省 COOLCHOICE エコドライブ10のすすめ

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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