更新日: 2024.01.22 その他暮らし
共働きで世帯年収「900万円」です。2人目の子どもが生まれるので家を買いたいのですが、都内だと厳しいでしょうか…?
そこで、本記事では世帯年収が900万円の家庭で、都内に家を購入することができるのか解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
目次
世帯年収900万円で組める住宅ローンは5000万円前後
一般的に、住宅ローンで組める金額は、年収の約5倍といわれています。これは、購入する家の価格と購入者の世帯年収の比率「年収倍率」を基準としたものです。つまり、年収倍率で算出すると住宅ローンの金額は4500万円、多めに6倍とした場合は5400万円になります。
・毎月の返済額は15万円前後
住宅ローンの審査のなかで、返済負担率は重要なもののひとつです。返済負担率は返済比率とも呼ばれており、世帯年収に対して住宅ローンがどの程度占めているのかを算出します。返済負担率は20~25%、こちらを基準に家計に負担をかけない負担額にしなければなりません。
一般的に、年収1000万円以下の手取り額は額面の70~80%となっており、年収900万円の手取り額は約630~720万円です。1ヶ月当たりの手取り額は52万5000円~60万円、返済負担率を25%と設定して算出すると1ヶ月当たり約13~15万円を返済していくことになります。
23区内でも新築物件が5000万円前後で購入可能
都内で、5000万円前後で購入できる戸建て情報(3LDKと設定)を見てみました。
・都内23区内新築一戸建て
都内23区で新築一戸建ての場合、江戸川区で約5500万円、墨田区で約5000万円、足立区で約4800万円、葛飾区で約4800万円が相場です。23区内では新築で5000万円以下という価格で販売されているものを見つけるのは簡単ではありませんが、あらかじめ住宅ローン以外に資金を用意しておけば新築に住める可能性は十分にあるでしょう。
・都内23区内中古一戸建て
都内23区内の中古物件であれば、足立区4000万円、江戸川区4800万円、荒川区5000万円などが相場で、新築と比べてあまり価格に差がありません。とはいえ、23区内であっても中古物件であれば5000万円以下で一戸建てを購入できます。
公式サイトで申し込み
【PR】アイフル
おすすめポイント
・WEB完結(郵送物一切なし)
・アイフルならご融資可能か、1秒で診断!
・最短18分(※)でご融資も可能!(審査時間込)
融資上限額 | 金利 | 審査時間 |
---|---|---|
最大800万円 | 3.0%~18.0% | 最短18分(※) |
WEB完結 | 無利息期間 | 融資スピード |
※融資まで | 30日間 | 最短18分(※) |
※診断結果は、入力いただいた情報に基づく簡易なものとなります。
■商号:アイフル株式会社■登録番号:近畿財務局長(14)第00218号■貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率)■遅延損害金:20.0%(実質年率)■契約限度額または貸付金額:800万円以内(要審査)■返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式■返済期間・回数:借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)■担保・連帯保証人:不要
東京都下や千葉県・埼玉県であれば都内より費用面で一戸建てを購入しやすい
東京都下(23区以外)や千葉県、埼玉県の一戸建て物件(3LDK)の価格をチェックしてみました。
・新築物件
青梅市で約3000万円、あきるの市で約3000万円、西多摩郡で約2700万~3200万円で新築一戸建てを購入できます。23区内で新築を購入する場合の価格と比較すると、2000万円前後もの価格差です。都内にこだわらずに、都下で新築もしくは中古物件を購入するのもよいでしょう。
中古物件東村山市で3200万円、日野市で3300万円など3000万円台で中古住宅が購入可能です。23区内で購入するよりも低い価格で一戸建てが購入できます。
・千葉県の新築や中古一戸建ての価格
千葉県内で新築一戸建ての価格を見てみると、3LDKで1600~2500万円前後から購入できることがわかりました。都内や都下の新築と比較しても1000万~2000万円前後安い価格で購入できます。中古一戸建ては600~900万円前後で購入可能な物件もあるため、十分な貯金があれば現金で購入できる可能性もあるでしょう。
・埼玉県内の新築や中古一戸建ての価格
埼玉県内の新築一戸建ての価格は、約2000万~3000万円のものがあります。千葉県と比較すると若干高くなっていますが、それでも都内より安い価格で新築一戸建てを購入可能です。中古一戸建ては安い物件では1200万~1600万円前後から購入できます。
千葉や埼玉など東京にアクセスしやすい地域で家を購入するのもひとつの方法
世帯年収が900万円ほどあれば、住宅ローンを5000万円前後利用できる可能性があります。東京23区や都下でも十分に一戸建てを購入できる金額です。また、千葉県や埼玉県であれば東京から近距離でありながら、都内より安い価格で購入できます。
東京からも近く、アクセスのよい地域であれば無理のない価格で新築一戸建てを購入可能であるため、そういった場所で家を購入することを考えてみるのもよいでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー