更新日: 2024.01.23 その他暮らし
【実録】海外旅行で予約していたホテルの宿泊を「拒否」された!? すでに支払ったお金はどうなる? 原因と対処法を筆者の実体験を交えて解説
本記事では筆者の実体験を交えながら、宿泊を拒否されたときの対処法と、支払ったお金の取り戻し方について解説します。
執筆者:山本峻(やまもと しゅん)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
タイのホテルで宿泊を拒否される
筆者は年末年始にタイのビーチリゾートで過ごす予定があったため、2ヶ月前にホテル予約サイトを利用して現地のホテルを手配しました。年末年始ということもあり、街の中心部にあるホテルはどこも料金が高騰していましたが、口コミ評価も高くて料金も手頃なホテルを見つけ、そこに宿泊することにしたのです。
しかし、現地に着いてホテルにチェックインしようとするも、スタッフから「あなたの予約した部屋はすでに満室だ」「あなたが利用した予約サイトは受け付けていない」と、想定外のことを言われたのです。
返金申請をしてみたものの
事前にホテルを予約して料金も支払っているのに、「宿泊できない」と言われて納得できる人はいないでしょう。筆者は当然のように返金申請をホテルのスタッフに求めました。するとスタッフからは「予約サイトのカスタマーセンターに連絡してほしい」「みんな同じ方法でお金を取り戻している」との説明がありました。
幸いカスタマーセンターは日本語対応をしており、事情を説明して返金申請をすると「支払った料金は約1ヶ月後に返金されますが、多少時間をいただければ、代わりのホテルを探します」と説明されたのです。しかし筆者としてはこの予約サイトをもう利用したくないと感じたため、多少割高でも別の予約サイトを使ってホテルを手配し直すことにしました。
公式サイトで申し込み
【PR】アイフル
おすすめポイント
・WEB完結(郵送物一切なし)
・アイフルならご融資可能か、1秒で診断!
・最短18分(※)でご融資も可能!(審査時間込)
融資上限額 | 金利 | 審査時間 |
---|---|---|
最大800万円 | 3.0%~18.0% | 最短18分(※) |
WEB完結 | 無利息期間 | 融資スピード |
※融資まで | 30日間 | 最短18分(※) |
※診断結果は、入力いただいた情報に基づく簡易なものとなります。
■商号:アイフル株式会社■登録番号:近畿財務局長(14)第00218号■貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率)■遅延損害金:20.0%(実質年率)■契約限度額または貸付金額:800万円以内(要審査)■返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式■返済期間・回数:借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)■担保・連帯保証人:不要
宿泊を拒否される原因と対処法
予約していたホテルの宿泊を拒否されてしまう原因には、次のようなものが挙げられます。
●ホテルの予約数が客室数を上回ってしまった(オーバーブッキング)
●海外のホテル予約サイトは審査や登録、管理が甘い
海外のホテルは、急なキャンセルが出ることを見込んだうえで客室数を超える予約を受け付けることがあります。ホテル側の見込みが違った場合や、チェックイン予定時刻までに宿泊客が現れず、当日客が訪れた場合などにオーバーブッキングが発生します。
ほかにも、海外のホテル予約サイトの審査が甘いことが挙げられます。国内のホテル予約サイトの場合、旅行業法など厳しいルールに縛られた日本の旅行会社が運営しているため、宿泊施設の登録は厳格です。
それに対し海外のホテル予約サイトは厳しい審査がなく、オンラインで登録申請したらそのまま通ってしまうこともあるのです。そのため予約サイトとホテルの連携ができていないことがあり、別の国においては筆者が予約したホテルが存在しなかったというケースもありました。
このように海外のホテル予約サイトは詐欺まがいのような表示をしている場合もあるため、ほかのホテル予約サイトの情報や所在地などを事前に調べておくことが大切です。もしすでに料金を支払っていた場合は、予約サイトに事情を説明し、返金申請をしましょう。予約サイトにもよりますが、返金までには1ヶ月前後の時間を要する場合もあるので注意してください。
トラブルに巻き込まれないためには
海外での宿泊事情は、国内とは異なる点がいくつか存在します。国によっては税金やサービス料が上乗せされ、提示された料金よりも実際に支払う金額が多くなるケースもあります。
そのため海外旅行でホテルを予約する際は「税金やサービス料など、その国のホテル事情を調べておく」「信頼できるホテル予約サイトを使う」「口コミを見て、不都合なことがないか確認する」「予約をしたら確認のメッセージを送る」といったことを意識しておきましょう。
せっかくの海外旅行を台無しにしないためにも、海外でホテルを予約する際は入念に情報を集め、納得がいかないことはしっかり自分の意思を伝える姿勢を持つようにしてください。
執筆者:山本峻
2級ファイナンシャル・プランニング技能士