更新日: 2019.01.11 その他暮らし

都心に現れる「電源充電マン」行き着く最終着地点は銀行!?

都心に現れる「電源充電マン」行き着く最終着地点は銀行!?
「ああっスマホの充電残量がほとんどない!」「急いで取引先に資料をメールで送らねばならないのにノートPCの電池がもうない!」など、出先で電源ピンチに陥ったことはありませんか?
 
今回は、東京都心で電源ピンチに見舞われた場合について、なるべくコストをかけない解決方法を考察してみたいと思います。何と銀行という奥の手が登場しました!
 
藤木俊明

Text:藤木俊明(ふじき としあき)

副業評論家

明治大学リバティアカデミー講師
ビジネスコンテンツ制作の有限会社ガーデンシティ・プランニングを28年間経営。その実績から明治大学リバティアカデミーでライティングの講師をつとめています。7年前から「ローリスク独立」の執筆活動をはじめ、副業・起業関連の記事を夕刊フジ、東洋経済などに寄稿しています。副業解禁時代を迎え、「収入の多角化」こそほんとうの働き方改革だと考えています。

電源ピンチ脱出手段七ヶ条

電源ピンチといっても大きく分けて2通りあるのではないでしょうか。
 
■ スマホの充電残量がなくなった「スマホのみ充電したいニーズ」
■急な作業をしなくちゃいけないのにノートパソコンの電池がもう切れそうという「ノートパソコンで作業したいニーズ」
 
都心部にある電源オアシスを探す方法をいくつか検討します。
 

(1)電源のあるカフェなどを知らせてくれるアプリから探す

無料のスマホアプリで、電源の使えるカフェなどを探してくれるものがあり、一つの目安として有効です。「スマホのみ充電したいニーズ」「ノートパソコンで作業したいニーズ」にあわせて近場の場所を見つければいいはず。ただし、本当に大丈夫なのかは行ってみないとわかりません。
 

(2)携帯電話ショップ、家電量販店で充電サービスを探す

「スマホのみ充電したいニーズ」しか対応しませんが、携帯電話ショップで無料充電サービスを提供してくれるところがあるようです。しかしこれも行ってみないとできるかどうかわからないという声をネットで見ますのでご注意。
 

(3)電源の使えるカフェを公式サイトから探す

飲み物代はかかっても、「スマホのみ充電したいニーズ」「ノートパソコンで作業したいニーズ」両方にマッチするのはやはりコンセントのあるカフェです。その探し方は、公式サイトから探せます。探しやすい例をあげます。
 

・ドトール/エクセルシオールカフェ

ドトールコーヒーの店舗検索で両方探せます。ドトールもしくはエクセルシオールカフェのブランドを選び「駅名」を入力し、「コンセント」にチェックして検索すれば、リストが表示されます。ホットコーヒーはドトールだと220円、エクセルシオールカフェだと300円。これで充電ができるわけです。
 

・モスバーガー

ちょっと探しにくいですが、公式サイトの店舗検索で「都道府県から探す」から「サービス・お店の種類で絞り込む」の「コンセント席あり」をチェックして検索すればよいです。ブレンドコーヒー250円で充電ができるわけです。
 
なお、スターバックスコーヒーやタリーズ、コメダ珈琲、マクドナルドにも電源が使える店舗はありますが、それらの公式サイトからは、電源のあるなしを調べられるようになっていません。
 

(4)イートイン席のあるコンビニを探す

コンビニのイートイン席に利用可能なコンセントがある場合は、これは「スマホのみ充電したいニーズ」「ノートパソコンで作業したいニーズ」両方に使いたいです。ただし、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの公式サイトでは、電源のあるなしでのお店検索はできません。
 
ファミリーマートのみ、「イートイン席」のあるなしで検索できるようです。イートイン席のあるファミリーマートは電源がある可能性が高そうです。何か買って食べながら利用しましょう。
 

(5)フードコートやイートイン席のあるスーパーを探す

これは新宿や渋谷などの都心ではあてはまらないかもしれませんが、スーパーマーケットのフードコートやイートイン席に使える電源が増えています。「スマホのみ充電したいニーズ」「ノートパソコンで作業したいニーズ」両方に使えます。筆者は押上のライフ、武蔵浦和のオリンピックで目撃しました。
 

(6)大きな図書館を探す

公共図書館でも電源を使わせてくれるところがあります。たとえば東京都心なら、「東京都立中央図書館」(広尾)「千代田区立千代田図書館」(九段下)「千代田区立日比谷図書文化館」(霞ヶ関・日比谷)などは、電源はもちろん、パソコンを持ち込んでの自習(仕事)も大丈夫。
 
もちろん回りへの配慮は必要ですが、「スマホのみ充電したいニーズ」「ノートパソコンで作業したいニーズ」両方に向いています。もちろん無料です。
 

(7)汐留限定の技!三井住友銀行新スタイル店舗

7月30日、東京・汐留にオープンした三井住友銀行の新ショップは、自由に電源とWi-Fiを使え、休憩に使えるスペースです。“メールチェック等のパソコン作業に。コワーキングスペースとしてもご利用いただけます。銀行に用事がなくてもぜひお越しください。”とうたっており、平日11時30分から19時00分まで開いています。
 
女性スタッフもおり、「こちらに口座がなくてもいいんですか?」と聞いたら「どうぞどうぞ」ということで、20分ほど滞在し、充電させてもらいましたが、何の問題もありませんでした。お弁当を食べてもいいそうです。汐留付近で困ったときは大穴のスペースでしょう。
 
※三井住友銀行 新コンセプト店舗 汐留出張所
 
Text:藤木 俊明(ふじき としあき)
副業評論家

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集