エステに行きたいのですが、詐欺も多いと聞きます。どういう点に注意すればいいですか? 騙されてしまったときは?

配信日: 2024.01.26

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エステに行きたいのですが、詐欺も多いと聞きます。どういう点に注意すればいいですか? 騙されてしまったときは?
近年では、女性に限らず男性でもエステを利用するようになり、また、Z世代と呼ばれる若い世代でもエステに通われる人が増えています。そんななか、心配なのが詐欺被害です。どのような点に注意したら、詐欺被害にあわずに済むのでしょうか。
 
本記事では、悪質なサロンを見抜くためのポイントと、もしも騙されてしまった場合の対処方法を紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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悪質なサロンの特徴

本項では、悪質なサロンの特徴を紹介します。
 

・契約を急かす

高額であることが多いエステの施術代金。契約をするにあたり、慎重に検討する人が多いでしょう。しかし、悪質なサロンは、入り口こそ無料のカウンセリングやお得なキャンペーン価格が用意されているものの、実際に利用してみるとすぐに契約を交わそうとしてくる場合が多くあります。
 
なかには、「キャンペーン期間中に契約すれば安くなる」「今契約すれば〇%オフ」など、特典を付けて契約を急かす場合もあるでしょう。高額なエステ代金を少しでもリーズナブルにしたいという心理を利用して、言葉巧みに契約を急かしてくることも少なくないため、注意が必要です。
 

・しつこく契約を迫る

悪質なサロンのなかには、カウンセリングを無料で実施したあと、契約を交わすまで帰してくれないという悪質な店舗もあります。強引に勧誘することで契約をしてくれそうな人、予定があり急いでいる人などを狙っている場合もあるので、店舗のなかに入る前に注意することが必要です。
 

よくあるエステ詐欺の勧誘方法

本項では、よくあるエステ詐欺の勧誘方法をまとめます。
 

・街頭アンケート

「アンケートに答えてください」と街頭で声をかけられた経験がある人もいるでしょう。悪質なエステサロンでは、この街頭アンケートを利用して勧誘をおこなっている場合があります。なかには、アンケートに答えると割引クーポンなどのプレゼントがもらえるというケースもあり、そこを入り口に店舗へ誘導されて勧誘が始まります。
 

・インターネットでの勧誘

対面での勧誘ほかに、インターネット上でも悪質なサロンによる詐欺はおこなわれている場合があります。エステや脱毛など、美容に興味のある人はWebサイトを検索した経験があるはずです。
 
多くのサロンの情報などを見られるインターネットですが、悪質なサロンには特徴があり「今だけ回数券を販売」「エステと合わせて化粧品購入の方には、大幅割引」などの宣伝文句が掲示されている場合があります。
 
これらの「今だけ特別」「あなただけ特別」などのうたい文句がされている場合は悪質なサロンである場合が高いので信用しないようにしましょう。
 

もしもエステで詐欺にあってしまったら

ここでは、エステで詐欺にあってしまった場合の対処法を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
 

・クーリングオフをする

契約書を交わした日から8日以内の場合には、クーリングオフ制度を利用して契約を解除することができます。それでも、さまざまな理由をつけて返金に応じてくれないケースもあり、そのような場合は、消費者生活センターや弁護士などの専門家に相談しましょう。
 

・クーリングオフできる期間を過ぎていたら

契約書を交わしてから8日以上経過していると、クーリングオフを利用できません。しかし、5万円を超える金額で、契約期間が1ヶ月を超える場合は、一定の金額を支払うことで中途解約ができます。高額な解約金を請求されるケースもありますが、解約金は法律で一定の金額に定められているので落ち着いて対応しましょう。
 

違和感を抱いたら契約しない

悪質なエステサロンは、「きれいになりたい」という感情を利用して詐欺をおこないます。強引な勧誘や、しつこく契約を迫られる、相場よりかなり高額であるなど、違和感を抱く場合は契約を避けるのが無難です。
 
また、もしも詐欺と思われるサロンと契約してしまった場合でも、クーリングオフなど、契約を解除できる制度があるので利用しましょう。必要な場合は、専門家への相談も検討してください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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