更新日: 2024.01.27 その他暮らし
「1月~3月は車が安く買える」は本当か? 理由や安く買うコツについて、元ディーラー営業マンが徹底解説
執筆者:宇野源一(うの げんいち)
AFP
安く買える理由は「決算」にあり
冒頭でも紹介しましたが、決算期に当たる時期は車が安く買えるというのは本当です。ディーラーを運営している企業の多くは3月決算となっており、一年の締めくくりとして売上高を少しでも積み上げるべくラストスパートをかけるのが1~3月です。
そのため、少しでも利益を減らしてでも、一台でも多くの新車を販売して売り上げを稼ぐため躍起となっています。購入する消費者側からすると、その他の時期よりも大幅に値引きしてもらえる可能性のある時期だということを覚えておきましょう。
1~3月の決算期に車を安く買うための3つのコツ
ここからは決算期に大きく値引きしてもらい、新車を買うためのコツを紹介していきます。ここで紹介する3つの方法を実践することで、お得な買い物ができるかもしれません。
早め早めの行動を心がける
コロナ前であれば3月ギリギリにディーラーに行って商談をしてもお目当ての車を購入できる可能性が高かったのですが、半導体不足などによる新車納期の長期化によってその技が封じられつつあります。
以前は1ヶ月程度で納車されていた車であっても納期が2~3ヶ月と長くなる傾向にあるので、決算期の早い時期に商談を開始したとしても、決算の売り上げに間に合うかどうか微妙なラインとなります。
3月に入ってから契約する場合の心構え
レースでいうところの最終コーナーを経て、最後の直線に入るタイミングとなる3月に商談をする場合は、購入する側もある程度、妥協する必要が出てくるかもしれません。
妥協点として考えられるのは「お目当てのグレードや装備、色を選べないかもしれない」ということです。
新車は基本的に受注生産ですが、ディーラーは「見込み発注」として売れ行きの良いグレードや装備、色の車を先行発注しているのが一般的です。
ディーラーで商談をする際に「このグレード(色)だったら値引きができるのですが……」というそぶりを見せたら逆にチャンスと捉え、どのような条件の車であるのか聞いてみるのも良いでしょう。例えば白い車が欲しかったけれど黒い車しか選べない、という状況も起こり得るのです。
下取り車がある場合は、中古車販売業者への売却も検討しよう
車の乗り換えの場合、下取りとなる現在の愛車の価格にも注目したいところです。下取り車はディーラーに引き渡すのではなく、中古車を扱う業者に買い取ってもらうことで実質的な購入価格を下げられる可能性があります。
注意しておきたいのは、下取りは新車の納車まで乗り続けることができる一方で、買い取りの場合は即時(あるいは1週間以内など)に車を引き渡す必要が出てくる点です。納車まで車がない空白期間が発生する可能性もありますので、気をつけましょう。
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せっかく買うなら1円でもお得に車を買おう
ここで紹介したテクニックはごく一部ですが、最もスタンダードな手法といえます。これに加えてインターネット上にある値引き情報なども参考にして商談をすることで、より安く購入することができるはずです。2023年度の決算はスタートしていますが、まだまだ間に合います。幸運を祈ります。
執筆者:宇野源一
AFP