更新日: 2024.01.29 その他暮らし
「ご祝儀」は「1万円」でもよいのでしょうか? 祝いたい気持ちはあるのですが、お金がないです
今回は、ご祝儀として1万円ほどしか包めないのであれば、披露宴などには参加しない方がよいのかということについて考えます。お金はないけれど、どうしても参加したいときの対処法なども紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ご祝儀の相場
まずは、ご祝儀の相場を押さえておきましょう。株式会社リクルートによる、ゼクシィ結婚トレンド調査2023調べでは、招待客1人あたりのご祝儀額をまとめています。新郎新婦との関係性が友人・同僚の場合、ご祝儀の平均額は3.0万円でした。上司の場合4.5万円、恩師の場合4.2万円、親族であれば7.9万円となっています。このことから、友人の結婚式に参加する場合、ご祝儀の相場は3万円ほどといえるでしょう。
1万円しか包めないなら参加は控えた方がよい
祝いたい気持ちがあるのは、とても素晴らしいことです。披露宴やパーティーに呼ばれているのであれば、ぜひ参加したいと考えるでしょう。しかし、1万円ほどしかご祝儀として包めない場合は、参加しないのも選択肢の一つとなります。ご祝儀はお祝いの気持ちとしてわたすものですが、一方で新郎新婦は、参列者から受け取ったご祝儀で結婚披露宴やパーティーの費用を工面する人が多いためです。
参列者にわたす引き出物や、披露宴で振る舞う料理などにかかる費用を考えれば、やはり相場に近い金額は包んだ方がよいでしょう。一般的な結婚披露宴やパーティーで1万円しか包まないとなると、むしろ、相手にも失礼となりかねません、祝いたい気持ちが裏目に出てしまい、その後の関係性にも悪影響を生じさせる恐れがあります。どうしてもお金が用意できないようであれば、参加を控えることも検討しましょう。
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どうしても参加したい場合の対処法
1万円ほどしか包めない場合は、披露宴などへの参加は控えた方がよいですが、どうしても参加したい場合には、相場前後の金額を用意しなければいけません。ここでは、そのための方法を考えてみましょう。
・足りない分を借りる
知り合いや親族、消費者金融などにお金を借りて工面する方法があります。借りたら必ず返さなければいけませんが、3万円程度であれば、そこまで大きな金額ではないため、仕事をしている人なら借りられるでしょう。まずは、親族など近しい人からあたってみるのがポイントです。
・不用品を売ってお金を工面する
自宅にある不用品を売って、お金を工面する方法も一案です。本、家電、衣類、靴、家具、おもちゃ、食器など、一般的な家にあってお金に換えられるものは少なくありません。掃除や整理も兼ねて売りつつ、それでも足りない分は他の方法で工面するのもよいでしょう。
・単発でアルバイトをする
1日や数日のみのアルバイトも、よく募集がかけられています。8時間労働で1日に1万円ほど稼げる仕事は少なくありません。3日働けば3万円です。学生など仕事をしていない人は、この方法でご祝儀分のお金を工面できます。
ご祝儀分のお金を工面して披露宴などに参加しよう
結婚披露宴などのご祝儀の相場は、友人や同僚の場合で3万円ほどです。新郎新婦は、参列者のご祝儀を費用の一部として、披露宴やパーティーを催します。参列者は引き出物や料理もいただくため、1万円ほどしか用意できない場合は、参加は見送った方が無難です。祝いたい気持ちがあるのであれば、足りない分を借りたり、不用品を売ったり、アルバイトをしたりしてお金を用意し、披露宴などに参加しましょう。
※2024/01/29 記事を一部修正いたしました。
出典
株式会社リクルート ゼクシィ結婚トレンド調査 2023調べ
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー