ドラム式洗濯機を買って、コスパもQOLも改善される! と思いきや、まさかの落とし穴がありました……。
配信日: 2024.01.31 更新日: 2024.02.08
そこで、この記事ではドラム式洗濯機の特徴や購入前に知っておきたい注意点を解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
ドラム式洗濯機とは?
ドラム式洗濯機とは、洗濯槽が横向きもしくは斜め向きに設置されている洗濯機のことです。ドラム式洗濯機は正面から洗濯物を投入するなど、縦型洗濯機と比較してさまざまな違いがあります。そこで、ここではドラム式洗濯機の特徴を紹介します。
・節水効果が高い
ドラム式洗濯機は洗濯槽が横向きもしくは斜め向きになっていることが特徴です。この構造から、従来の縦型洗濯機と比較して、使用する水量や洗剤の量を抑えやすくなっています。無理なく毎月の水道代や洗剤代の節約につなげられます。
・乾燥機能に優れている
ドラム式洗濯機は優れた乾燥機能が備わっていることが特徴です。洗濯物を上から下に向かって落とすことで、短時間でしっかりと乾かすことができます。また、衣類がふんわりと仕上がることが魅力です。
ドラム式洗濯機の初期費用はどれくらい?
では、ドラム式洗濯機は初期費用を見ていきましょう。価格.comに掲載されているドラム式洗濯機の人気売れ筋ランキング1位から5位(2024年1月31日時点)を見てみると、上から順に約11万円、約23万、約19万、約14万、約18万となっており、どれだけ安くても10万円以上は発生することが予想できます。
では次に、ドラム式洗濯機の値段を15万円と仮定して、機械の寿命を迎えるまで使い切った場合の年間費用や月間費用を計算します。ドラム式洗濯機の平均寿命は長くて10年程度と言われているため、寿命まで使った場合、初期費用の1年あたりの価格は1万5000円となります。さらにそれを12で割ると、月当たりの価格は1250円です。
こう考えると安いと感じられるかもしれませんが、これに加えて水道代や電気代がかかるため、更に費用が発生します。また、これは寿命を長く見積もったケースです。実際はもっと早くに故障する可能性もあるため、一概に安いとは言えないでしょう。
ドラム式洗濯機の思わぬ落とし穴とは?
ドラム式洗濯機は節水効果や乾燥機能に優れている、衣類の摩擦が起きにくいなどのメリットがあります。その一方、実際に購入・使用してから「こんなはずではなかった」と思わぬ落とし穴に気づくケースもあるようです。そこで、ここでは購入前に知っておきたい、落とし穴の具体例を紹介します。
・洗濯機のサイズが大きくスペースが圧迫されてしまう
ドラム式洗濯機はサイズが大きく、設置スペースが圧迫されてしまうことが難点です。また、サイズそのものだけではなく、手前側にふたが開く構造になっているため、そのスペースも確保する必要があります。
・日常的なお手入れが必要になる
ドラム式洗濯機の乾燥機能を使用したあとは、フィルターにほこりが蓄積します。このほこりは日常的に掃除をして取り除く必要があり、やや手間がかかることが難点です。
後悔しない!ドラム式洗濯機を設置する際のポイント
後悔なくドラム式洗濯機を購入・設置するためには、事前に知っておきたいポイントがあります。そこで、ここではそのポイントをいくつか紹介します。
・洗濯機のサイズや搬入・設置スペースを確認する
ドラム式洗濯機は設置面積が大きいため、購入前にサイズをよくチェックすることが基本です。自宅に十分な設置スペースがあるか確認しましょう。また、洗濯機を設置場所まで運ぶため、玄関や通路などの搬入経路を考えておくことも大切です。
・フィルターの掃除機能をチェックする
乾燥機能を使う場合、定期的にフィルターのお手入れが必要です。製品によってはレバーを押すとほこりがかき出されるなど、便利な機能が備わっているものもあります。製品ごとに機能が異なるため、よく比較しましょう。
ドラム式洗濯機には隠れた注意点もある!慎重に検討しよう
ドラム式洗濯機は優れた節水効果や乾燥機能を持つなど、多くのメリットがあります。一方、スペースが圧迫されやすい、洗浄力不足や色移りに不満を感じる場合がある、フィルターのお手入れが必要などの点に注意が必要です。
また、製品ごとに機能が異なるため、よく比較することが大切です。洗濯機は長く使うことも多い家電だからこそ、購入は慎重に検討する必要があります。特徴を踏まえて、自分に合う洗濯機を選びましょう。
出典
価格.com ドラム式洗濯機 人気売れ筋ランキング
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー