洗濯機は「ドラム式」にするべき?「手入れ」が大変と聞いたのですが……。

配信日: 2024.02.03 更新日: 2024.02.09

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洗濯機は「ドラム式」にするべき?「手入れ」が大変と聞いたのですが……。
ドラム式洗濯乾燥機がお得だという話を耳にしたけれど、実際のところはどうなのだろうと気になる方もいるのではないでしょうか。ドラム式洗濯乾燥機は価格が高めですが、洗濯から乾燥まで自動でお任せできます。ただし、フィルターの掃除をこまめに行わなくてはなりません。
 
そこで、本記事では、ドラム式洗濯機の特徴、価格の相場、メリット、デメリット、手入れなどについて紹介していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

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ドラム式洗濯乾燥機の特徴・普及率・価格相場

ドラム式洗濯乾燥機とは、洗濯槽が横向きや斜め向きに設置されている洗濯機のことです。蓋が手前側に配置されているため、洗濯物を正面から投入できます。ドラム式洗濯乾燥機の特徴は、たたき洗いです。
 
内部のドラムが回転する仕組みとなっており、洗濯物を持ち上げたり、落としたりすることで、汚れを落とします。乾燥機能が優れていることも、ドラム式洗濯乾燥機の特徴です。乾燥させる際にドラムが回転するため、短時間で洗濯物が乾きやすく、ふんわりと仕上がります。
 

・ドラム式洗濯乾燥機の普及率

マイボイスコム株式会社が2021年6月に実施した洗濯機の利用に関するアンケート調査(第8回)によると、自宅の洗濯機のタイプの問いに対して、ドラム式洗濯乾燥機(全自動洗濯機+乾燥機)と答えた方の割合は16.1%でした。このアンケート調査結果から、ドラム式洗濯乾燥機は、普及率があまり高くないことがわかります。
 

・価格の相場

ドラム式洗濯乾燥機の価格は、メーカーや洗濯容量などによって異なりますが、10~34万円くらいが相場です。ビッグドラムやAIなどを搭載したタイプのなかには、35万円を超えるような高額な製品もあります。一方、縦型洗濯機の価格は、3~13万円くらいが相場です。縦型洗濯機と比べると、ドラム式洗濯乾燥機は割高といえます。
 

ドラム式洗濯乾燥機のメリット・デメリット・手入れ

ドラム式洗濯乾燥機を購入するにあたっては、メリットやデメリットのほかに、お手入れの手間がかかるかどうかも気になるところでしょう。
 

・ドラム式洗濯乾燥機のメリット

ドラム式洗濯乾燥機のメリットは、洗濯時の水の使用量が少ないことです。水道代を節約したい方にとってはメリットに感じるでしょう。たたき洗いによって汚れを落とすため、衣類の傷みが少ないこともメリットです。そのほかにも、洗濯物のからみが少ない、短い時間で洗濯物を乾かせる、洗濯から乾燥まで任せられるため家事の時短になるといったメリットもあります。
 

・ドラム式洗濯乾燥機のデメリット

ドラム式洗濯乾燥機のデメリットは、少ない水で洗うため、色移りがしやすいことです。洗濯時には、白物と色柄物をしっかりと分けておかなくてはなりません。広い設置スペースが必要なことも、ドラム式洗濯乾燥機のデメリットです。
 
ドラム式洗濯乾燥機は本体サイズが大きいうえに、蓋が手前に開く構造となっているため、スペースに余裕がないと設置するのが難しくなってしまいます。本体価格が高い、洗浄力が弱いといったデメリットもあります。
 

・ドラム式洗濯乾燥機は手入れが必要

手入れが必要な個所は、洗濯槽、洗剤投入ケース、排水フィルター、乾燥フィルター、ゴムパッキン、防水パンなどです。乾燥フィルターは、乾燥させるたびに掃除が必要です。
 
排水フィルターは週1回くらいを目安にして、掃除をしたほうがよいでしょう。手入れを怠ると、カビの発生や臭いの原因となってしまいます。さらに、乾燥性能が落ちたり、乾燥ダクトがつまったりする可能性がありますので、こまめな手入れを心掛けるようにしたほうがよいでしょう。
 

ドラム式洗濯乾燥機は本体価格が高いけれどメリットも多い!

ドラム式洗濯乾燥機の相場は10~34万円くらいです。本体価格が高いのがデメリットですが、水道代が節約できる、家事の時短になるといったお得な面もあります。ただし、ドラム式洗濯乾燥機はこまめな手入れが必要です。特に、排水フィルターや乾燥フィルターは頻繁に掃除をしなくてはなりません。そういった手間が苦にならない方であれば、割がよい買い物となるでしょう。
 

出典

マイボイスコム 洗濯機の利用に関するアンケート調査(第8回)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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