リコール対象商品を妻が捨ててしまいました…この場合でも「返金」はされますか?
配信日: 2024.02.06 更新日: 2024.02.09
今回は、リコール対象商品を捨ててしまった場合の対応について解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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リコールとは?
リコールとは商品の自主回収を意味し、販売後の商品に設計や製造上の不具合が見つかった場合に、法的に、または製造事業者や販売事業者などの判断により実施されるものです。自主回収後には、商品の修理・交換・返金などが無償で行われるとされています。
自動車や電化製品、または書籍など、あらゆる商品がリコールの対象となる可能性があるでしょう。したがって、どのような商品がリコールとなるかは一概にはいえません。
リコール対象商品には、設計や製造上の欠陥により、購入者に危険をおよぼすおそれがあるものがあります。購入した商品がリコールの対象となった場合は、速やかに修理・交換・返金などの措置を受けることをおすすめします。
リコール対象商品を捨ててしまった場合は?
購入した商品がリコールの対象となった際に、すでに商品を捨ててしまっているケースもあるかもしれません。結論からいうと、リコール対象商品を捨ててしまった場合も、返金はされる可能性があるでしょう。
消費者庁のリコール情報サイトでは、さまざまなリコール商品が掲載されており、併せて対応方法も紹介されています。
リコールとなったある書籍の対応方法には「全て捨ててしまった場合には購入時のレシート等購入をご確認できるものをお送りください」という記載があります。すなわち、リコール対象商品を捨ててしまった場合でも、購入したことを証明できれば、返金が認められる可能性が高いということです。
リコール対象商品が手元にない場合でも、レシートや領収書などを送付すると、リコールの措置が受けられるかもしれません。
問い合わせをする必要がある
リコール対象商品の返金を希望する場合は、販売事業者などに問い合わせをする必要があります。問い合わせ先は、リコール通知書や、リコール情報が公開されている消費者庁や経済産業省、各自治体などのホームページで確認ができます。返金の流れは、販売事業者などに確認してみましょう。
リコール対象商品を捨ててしまっても返金がされる可能性はある
リコールとは、商品の販売後に設計や製造上の不具合が見つかった場合に、法的判断や、製造事業者や販売事業者などの判断で商品の自主回収をすることです。リコール対象商品は、修理・交換・返金などの措置が無償で行われます。
仮にリコール対象商品を捨ててしまった場合でも、その商品を購入した事実が証明できれば、返金される可能性があるでしょう。リコール対象商品が手元にない方は、レシートや領収書などを探してみることをおすすめします。
購入した商品がリコール対象となった場合は、返金が可能かどうかを、販売事業者などに問い合わせをしてみるとよいかもしれません。
出典
泉大津市 リコールの対象製品を見逃していませんか?
消費者庁 リコール情報サイト 講談社「書籍:2017年9月刊『解毒玉』及び2018年7月刊『解毒玉MEN』」 – 返金/回収
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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