記念硬貨は価値が上がるの? 買っておいたほうがお得になる?

配信日: 2024.02.21

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記念硬貨は価値が上がるの? 買っておいたほうがお得になる?
将来的な価値の上昇を期待して、記念硬貨の購入を考えている方もいるでしょう。希少性の高い硬貨であれば、価格上昇が期待できます。
 
本記事では、主な記念硬貨と相場、そして高く売るためのポイントについて詳しく解説します。記念硬貨の価値や相場についての理解を深めて、購入するかどうかの判断に役立ててください。
FINANCIAL FIELD編集部

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記念硬貨とは

記念硬貨とは、オリンピックやパラリンピック、ワールドカップなど、国内外で開催される大きな行事を記念して発行される硬貨のことです。記念硬貨は普段の買い物や支払いに使用されるよりも、収集品として扱われることが多く、購入時には保管用のケースに収められることが一般的です。
 
発行枚数が少ないものや、重要なイベントの際に発行される記念硬貨は、一般的に高い価値を持つ傾向があります。財務省が公表した「通貨に関する実態調査(令和4年度)」によると、記念硬貨を入手する理由で一番多いのは、「希少性がある」ことでした。

 

主な記念硬貨と相場

主な記念硬貨と買取相場は、図表1のとおりです。
 
【図表1】

記念硬貨 内容 買取相場
天皇陛下御在位60年記念硬貨 1986年、1987年に発行された記念硬貨で、金貨・銀貨・白銅貨の3種類あります。 17〜19万円程度
東京オリンピック記念硬貨 1964年に発行された東京オリンピックの特別な硬貨であり、当時は100円銀貨と1000円銀貨の2つが発行されました。100円銀貨は8000万枚、1000円銀貨は1500万枚と大量に発行されています。 100〜1500円程度
大阪万博記念プラチナメダル 1970年に開催された大阪万博(エキスポ70)の記念硬貨です。プラチナ製で希少価値が高い硬貨となります。 10万円〜

※買取相場は、複数の買取業者の買取価格を参考にしています。
※実際の買取金額とは異なる場合があります。
 
他にも、天皇陛下御在位10年記念硬貨や長野オリンピック記念硬貨、FIFAワールドカップ記念硬貨など、さまざまな記念硬貨が存在します。

 

記念硬貨を高く売るためのポイント

記念硬貨を高く売るためのポイントとしては、付属品も一緒に保管する、高温多湿や直射日光が当たる場所での保管は避ける、複数の買取業者で比較するなどが挙げられます。
 
これらのポイントを実践することで、買取業者からの評価が向上し、記念硬貨をより高値で売却できる可能性があります。本項では、記念硬貨を高く売るためのポイントについて詳しく見ていきましょう。

 

付属品も一緒に保管しておく

記念硬貨に専用の箱やケースなどの付属品がある場合、それらを一緒に売ることで買取価格が上がる可能性があります。販売時の状態に近いほど、コレクターなどからの評価が高まるためです。
 
また、付属品の状態も重要であり、良好な状態であるほど高い評価を得ることができます。付属品が存在する場合は、記念硬貨と一緒に大切に保管しておきましょう。

 

高温多湿や直射日光が当たる場所での保管は避ける

記念硬貨を保存する際には、高温多湿や直射日光が当たる場所を避けるよう心がけましょう。高温多湿や直射日光が当たる環境で保管すると、記念硬貨の状態を悪化させる可能性が高いです。カビや日焼けなどが発生し、その結果として買取価格が著しく低下する可能性があるでしょう。
 
記念硬貨は古いものも多いため、高温多湿や直射日光が当たるような負担の大きい環境での保管には注意が必要です。

 

複数の買取業者で比較する

記念硬貨を売る際は、複数の買取業者に査定してもらうことが重要です。買取業者ごとに査定ポイントや評価の方法が異なり、それが買取金額に影響を与えるからです。つまり、同じ記念硬貨でも、買取金額が高い業者と低い業者が存在します。
 
複数の買取業者に見積もりを依頼し、比較することで、より良い条件で売却できる可能性が高まります。

 

記念硬貨は価値が上がる可能性がある! ただし、購入の際は慎重に検討しよう!

記念硬貨は、国内外の重要な行事を記念して発行され、希少性から価値が上昇するものもあります。また、付属品も一緒に保管する、高温多湿や直射日光が当たる場所での保管は避ける、複数の買取業者で比較することで、さらに高い価値で売却できる可能性があります。
 
ただし、記念硬貨の買取相場は変動するため、購入すれば必ずしも価値が上がるわけではありません。購入を検討する際は、価値が下落するリスクも考慮し、慎重に判断することが必要です。

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

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