更新日: 2024.02.20 その他暮らし

意外とお金のかからない趣味「ギター」。必要な「初期投資」はどのくらい!?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

意外とお金のかからない趣味「ギター」。必要な「初期投資」はどのくらい!?
一口にギターといっても、大きく分けるとクラシックギター、フォークギター、エレキギターの3つのタイプがあります。どれを始めるにせよ、なんとなくお金がかかるのではないかと考えている人もいらっしゃるでしょう。
 
しかし、ギターは最初の道具さえ揃えれば、長く使うことができます。本記事では、それぞれのギターの魅力や注意点、必要なもの、それぞれにかかる費用などを解説します。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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クラシックギター

クラシックギターは3つのタイプの中で一番小型で軽く、持ち運びしやすいのが特徴です。
 
ギターはナイロン弦を使用し指で弾くため、柔らかく温かみのある美しい音が響きます。クラシックやフラメンコなど幅広いジャンルに使用され、メロディーと伴奏を同時に演奏することがほとんどです。姿勢は椅子に座ってギターを抱え込むように演奏します。
 
初心者向けのクラシックギターは、1~2万5000円程度です。加えて、ギターの弦を正確に合わせるためのデジタルチューナーが必要で、価格は1000円~2000円です。ソフトタイプのギターケースが2000~4000円ですが、外に持ち出す予定のない人は必要ありません。初期投資としては1万5000~3万円程度で始められます。
 
上達するにつれて、足台、カポタスト(移調して弾くための道具)、メンテナンス用品、弦交換などが必要になりますが、一番初期投資がかからずに始められます。楽譜を読んだりタブ譜(押さえる指の位置を示したもの)を見たりして練習します。もちろんコード譜を見て弾き語りすることも可能です。
 

フォークギター

フォークギターは、クラシックギターよりも一回り大きめのギターで、弦はスチール弦を使用しています。
 
クラシックギターよりも大きな音が出て、弾き語りやポピュラー音楽などで伴奏楽器としてよく使われます。指で弾く奏法もありますが、ほとんどはピックで和音を弾くことがほとんどです。一人で弾き語りしたり、バンド演奏したりといった形態が多く、座って弾くことも、ストラップを使って立って弾くことも可能です。
 
ギター本体は、1~2万5000円で入手できます。他にはデジタルチューナーが1000円~2000円、ストラップが500円~2000円、ピックが数百円、カポタストが1000~2000円です。ソフトタイプのギターケースが2000~4000円ですが、自宅で演奏するだけなら必要ありません。
 
初期投資としては2~4万円で始められます。大きめの音が出るため、騒音の心配のない部屋で使用しましょう。マスターすれば、さまざまな楽曲に対応できます。
 

エレキギター

エレキギターは電気を使ってアンプと呼ばれる音を増幅する機材を介して音を出します。ロックやポップス、ジャズなど多彩なジャンルに対応できます。
 
大きな音を出せない部屋でも、ヘッドフォンを使って迷惑にならない音で練習ができます。バンドの一員としてメロデイーや伴奏を受け持ち、ストラップを付けて立って弾くことがほとんどです。弦はステンレスやニッケルなどが使われ、ピックを使って弾きます。重量は他のギターよりも重たく、全長も長めです。
 
ギターは、2~4万円のモデルから選ぶ人が多いようです。他には、ギターアンプ1~2万円、ケーブル1000~3000円、ストラップ500~2500円、デジタルチューナー1000~2000円、ピック数百円、ギタースタンド1500~2500円が必要になります。外に持ち出す場合は、ソフトタイプのギターケース4000~8000円も揃えましょう。
 
初期投資としては3万5000~5万円です。そのうち、エフェクター(音作り用の機材)や他のアンプも試したくなるでしょう。仲間と集まってスタジオ等で練習する場合は、会場使用料も必要です。
 

まずは手にとって始めてみよう!

ここで紹介した費用はあくまでも目安であり、ブランドやモデルによって価格はピンからキリまであります。初心者向けには、必要なものがすべて揃った「入門セット」も販売されています。また、中古でも状態のよいものが手頃な価格で見つかるケースもあるので視野に入れるとよいでしょう。
 
ギター本体を選ぶときは、ギター経験者に一緒に行ってもらうか、詳しく説明してくれる店員がいるお店がおすすめです。初心者向けの教則本やDVDには一通りのことが説明されています。ギター初心者向けに、YouTubeなどでも参考になるコンテンツがあるため、探してみるとよいでしょう。
 
本気で取り組みたい方は、教室に入会して専門家の元で習うのが近道です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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