更新日: 2024.02.27 その他暮らし
【免許更新】2024年2月1日から免許更新がすべて「ネット予約制」に!「更新費用」などは変わらない?
免許更新のたびに感じていたストレスを軽減できるようにと、令和6年2月1日から「ネット予約」が可能となりました。今回は、免許更新の際における「ネット予約制」について解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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運転免許の更新手続きが「ネット予約制」で簡単になる
令和6年2月1日から、運転免許の更新手続きが「完全予約制」になりました。
免許の更新手続きの際に起こる来場者の混雑を解消して、待ち時間や滞在時間をなるべく短くするために導入されたシステムです。また、免許更新の手続きが利用しやすくなることも視野に入れた取り組みです。
免許更新の「完全予約制」は東京都だけではなく、各道府県でも導入され始めています。免許の更新はがきが手元に届いたら、警視庁や各道府県警のホームページを確認してから、予約を取りましょう。
運転免許の更新手続きにかかる費用
運転免許の更新手続きが「ネット予約制」になっても、手続きにかかる費用に変更はありません。免許更新の際に受ける講習の種類によって、手数料が異なります。各講習にかかる費用は、表1の通りです。
表1
講習名 | 更新手数料 | 講習手数料 | 合計費用 |
---|---|---|---|
優良運転者講習 (30分) |
2500円 | 500円 | 3000円 |
一般運転者講習 (1時間) |
2500円 | 800円 | 3300円 |
違反運転者講習 (2時間) |
2500円 | 1350円 | 3850円 |
初回更新者講習 (2時間) |
2500円 | 1350円 | 3850円 |
※警視庁「更新手続一覧」を基に筆者作成
70歳以上の高齢者講習は、講習内容が細かく分かれているため、更新はがきや各警察署の公式サイトで確認しておきましょう。
免許更新の手続きをネットで予約する方法と手順
運転免許の更新手続きをネットで予約する際には、免許更新を知らせるはがきを手元に用意しておく必要があります。予約は、以下の手順で行いましょう。
- 1.警視庁や各道府県警のサイトから「運転免許手続予約サイト」にアクセスする
- 2.「運転免許更新の予約はこちら」をクリックする
- 3.はがきに記載されている内容を基に、必要事項を入力する
- 4.更新会場・来場日・受付時間などの詳細を入力する
- 5.入力内容を確認して、問題がなければ予約を完了させる
予約完了画面は、印刷やスクリーンショットなどで保存しておきましょう。会場で受け付けをする際には、予約完了画面に記載されている「QRコード」または「受付番号」が必要です。
ネット予約は、受付時間の直前まで予約できます。
運転免許の更新手続きは「ネット予約」で時間短縮
運転免許更新手続きの「ネット予約制」は、利用者にかかる負担を少しでも緩和するために導入されたものです。これまでと同じ費用での更新手続きが可能です。
このシステムにより、いつまで待たされるのか分からない不安から解放されて、更新前後の予定が立てやすくなるでしょう。
出典
警視庁
運転免許手続の予約制導入に関するQ&A(更新)
1 予約を導入する目的は何です か。(2ページ)
6 いつまで予約をすることができますか。(講習・試験の何時間前までですか。)(2ページ)
更新手続一覧
運転免許更新手続の完全予約制の開始について 更新WEB予約の手順 (1)、(2)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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