更新日: 2024.03.02 その他暮らし
車のタイヤ、「インチ数」が違うと「値段」も違う?
車のタイヤはインチ数が変わると値段も変化するため、価格の把握が欠かせません。今回は14インチから18インチのタイヤにおいて、おおよその価格を比較します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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14インチから18インチのタイヤ価格を比較してみた
今回は14インチから18インチのタイヤ4本の価格を比較しています。なお、価格はオートバックスで取り扱う商品を参考にしています。具体的な金額は下記の通りです。
(※タイヤはサマータイヤに限定)
表1
インチ数 | サイズ(幅/偏平率/インチ) | 4本の価格(税込み) |
---|---|---|
14インチ | 165/55R14 | 1万7800~6万6520円 |
15インチ | 185/55R15 | 3万5800~8万7120円 |
16インチ | 205/55R16 | 2万9800~12万7600円 |
17インチ | 215/55R17 | 3万8280~21万5600円 |
18インチ | 225/55R18 | 5万4560~17万6000円 |
※株式会社オートバックスセブン「かんたんタイヤ検索」を基に筆者作成
インチ数の中でもタイヤ幅や偏平率などで価格が前後するため、価格に幅を持たせることが大切です。上記の結果からインチ数が上がれば上がるほど価格が高くなると分かりました。
14インチの最安値と18インチ最高値ではおよそ16万円の差が見られます。さらに、雪の降る地域の場合、サマータイヤだけでなくスノータイヤの購入も必要です。その場合はより価格が高くなるため注意が必要です。
タイヤの種類はどうやって見るの?
車のカタログでタイヤの種類を見ていると、数字がたくさん並んでいるため「何を選べばいいか分からない」と悩む方もいるでしょう。一般的に、タイヤは「タイヤ幅」と「偏平率」と「インチ数」に着目します。
具体的なタイヤサイズの見方として下記のタイヤを確認しましょう。
【205/55R16】
この場合、初めの205はタイヤ幅を表しています。なお、単位はmmです。次の55とはタイヤの偏平率です。なお、タイヤの偏平率はタイヤの幅に対して高さがどれぐらいかという比率を表しています。そして、R16はインチ数でリム径とも呼ばれています。各車種によって対応しているインチ数はもちろん、タイヤの幅や偏平率も異なるためカタログのチェックがおすすめです。
インチアップのメリットとデメリット
ここではタイヤをインチアップするメリットとデメリットを紹介します。インチアップは走行時に安定性が増し、デザイン性が高まる反面、コストにおいてデメリットが見られます。
インチアップのメリット
インチアップのメリットは下記の3つです。
●安定性が向上する
●グリップ性能が高まる
●デザイン性が高まる
タイヤが大きくなると路面に触れる面積が増えるため、安定性が向上します。またインチアップするとボディデザインにダイナミックな印象を与えるため、よりスタイリッシュな車に仕上がるでしょう。
インチアップのデメリット
インチアップのデメリットは下記の3つです
●乗り心地が悪くなる可能性がある
●走行音が大きくなる
●燃費が悪くなる
インチアップすると走行音が大きくなり静粛性にかける可能性があります。また車の走行時に発生する転がり抵抗が大きくなることから、燃費が低下するでしょう。デザイン性を意識してタイヤをインチアップする場合、上記3つのデメリットについてもチェックが欠かせません。
タイヤのインチ数は見た目と予算のバランスが大切
タイヤはインチ数が大きくなると価格は上がりますが、デザイン性が高まるといわれています。そのためダイナミックな印象の車に乗りたい方におすすめの選択肢です。新しいタイヤの価格が上がるとランニングコストも高まるため、お財布と相談しながらのインチアップを検討しましょう。
なお、タイヤは同じ商品でも取扱店舗により価格が異なります。そのため、複数店舗やサイトを比較してお得に購入するのがおすすめです。
出典
株式会社オートバックスセブン かんたんタイヤ検索
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー