更新日: 2024.03.02 その他暮らし

【ランドセルの料金】孫にランドセルを買う予定です。ランドセルの「相場」は今どれくらいですか?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

【ランドセルの料金】孫にランドセルを買う予定です。ランドセルの「相場」は今どれくらいですか?
お孫さんが小学校に上がると、ランドセルを買ってあげたいと考える方もいるでしょう。しかし、ランドセルは高価なためどれぐらいの予算を用意したらいいか迷います。さらに、金額が高い場合、費用の捻出が困難なこともあるでしょう。
 
今回はランドセルにかかる相場や、選び方のポイントを紹介します。
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ランドセルにかけるお金は平均で5万8524円

一般社団法人日本鞄協会 ランドセル工業会が発表した「ランドセルの購入に関する調査」のデータによると、2023年にランドセルにかけたお金は平均で5万8524円でした。ランドセルにかけるお金は上昇しているといわれており、前年度よりも2000円以上価格が上昇しています。そのため、今後もランドセルの費用は上昇する可能性があるでしょう。なお、高級志向のランドセルは10万~20万円するものもあるようです。
 

ハイブランドだけでなく安価なモデルも豊富

ランドセルにかけるお金が上昇しているものの、ハイブランドだけでなく安価なモデルも続々と登場しています。実際に通販サイトで確認すると1万8800円でランドセル購入が可能のようです。ランドセルにしては低い価格設定ですが、掲載されている口コミを見ると「軽くて使用に問題がない」「満足している」との声が多く見られます。
 

ランドセル選びのポイントは3つ

ここではお孫さんとランドセルを選ぶ際に知っておきたい、選び方のポイントを3つ紹介します。
 

カラー

かつてランドセルというと男の子は黒、女の子は赤というイメージがありました。しかし近年は性別問わず使えるカラーが人気です。ダークブラウンやライトブラウンなど落ち着きのあるカラーは6年生まで飽きずに使えるでしょう。
 
上記調査によると、2023年のランドセルの人気色1位は男の子が黒、女の子が紫や薄紫でした。女の子には桃色や水色などパステルカラーの人気が高い特徴があります。お孫さんの意見を聞きながら選ぶことが大切でしょう。
 

デザイン

ランドセルは一見、似通ったデザインですがステッチやアクセントのつき方がそれぞれ異なります。ステッチだけアクセントカラーを使ったり、細かなビジューがあしらわれていたりとさまざまです。
 

軽さ

ランドセルは軽さも重視したいポイントです。特に、小学校1年生や2年生のうちはランドセルに教科書をたくさん入れると、歩くので精いっぱいということもあるでしょう。そのため、極力軽いランドセルを選択してあげましょう。
 
具体的には肩パットがしっかりしている、軽い素材が使われているランドセルがおすすめです。実際にお孫さんに背負わせながら選びましょう。
 

費用が気になる場合はランドセル以外の援助も検討

ランドセルは価格帯がさまざまであるものの、大きな出費が伴います。そのため、なかなかランドセル代を出すのはちゅうちょする方もいるでしょう。その場合はランドセル以外の援助方法もおすすめです。ここでは3つの援助やお祝い方法を紹介します。
 

お祝い金として包む

ランドセルを購入する資金でなく「入学祝い」という方法でお祝いの気持ちを伝える方法があります。ランドセルの相場である5万円が難しい場合は1万円や3万円など、無理のない金額を包むといいでしょう。
 

送迎をサポートする

資金面での援助が難しい場合、小学校に入ってから生活をサポートする方法があります。例えば、小学校の送り迎えをサポート、学童から帰ってきた後に居場所を提供するなどの方法が挙げられます。両親が共働きの場合、送迎を手伝ってもらうとありがたいと感じる方もいるでしょう。
 

備品の購入を支援する

ランドセルによる大きな援助が難しい場合、備品の購入で支援する方法もあります。例えば、体操服や筆記用具、手提げ袋などの費用を出してあげることがおすすめです。特に、筆記用具や手提げ袋の場合1万円以内で購入できるため、無理なく支援できるでしょう。体操服については各学校指定のものがあるため、お孫さんに相談しながらの支援がおすすめです。
 

小学校入学はさまざまな形で援助しよう

小学校入学のお祝いというとランドセルや学習机がスタンダードですが、金額がかさむため費用の捻出に悩む家庭もあるでしょう。その場合は生活に支障をきたさない程度の援助がおすすめです。ランドセルの購入はもちろん、できる範囲内でお祝いの気持ちを伝えましょう。
 

出典

一般社団法人日本鞄協会 ランドセル工業会 ランドセルの購入に関する調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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