更新日: 2024.04.30 その他暮らし

お店の「リサイクルボックス」を活用したら、ゴミ袋代はどのくらい節約できる?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

お店の「リサイクルボックス」を活用したら、ゴミ袋代はどのくらい節約できる?
スーパーなどの店内に「リサイクルボックス」が設置されることが多くなりました。
 
紙やペットボトル、缶など、リサイクルが可能な資源を集めて店内のリサイクルボックスに入れることで、地球環境への貢献にもつながります。
 
さらに、リサイクルボックスを活用することで、指定のゴミ袋を購入する必要がなくなるため、数百円という節約も実現できるかもしれません。
 
この記事では、お店に設置されているリサイクルボックスを活用した場合、ゴミ袋代がどれほど浮くのかを算出しています。
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リサイクルボックスで回収できるもの

リサイクルボックスを設置しているお店で回収できるものは一般的に以下の通りです。

●紙パック
●食品トレー
●ペットボトル
●ペットボトルキャップ
●ビン
●缶
●卵パック
●古紙

行政が回収しているものは、一般的にペットボトル・食品トレー・ビン・缶・古紙が多いようです。
 
リサイクルボックスを設置しているお店やお住まいの地域の制度・方針により異なりますので、一度お店や市区町村のホームページを確認してみてください。
 

ゴミ袋の相場

家庭からゴミを出す際に使用する指定のゴミ袋の値段はいくらくらいでしょうか。
 
指定のゴミ袋がない地域もありますが、指定のゴミ袋は45リットルで1枚あたり36~45円といわれています。
 
指定のゴミ袋がない場合は、各自で用意する必要があります。透明のゴミ袋は45リットルで1枚あたり約11円、紙袋で1枚あたり約17円です。ゴミ袋の値段は変動するため、参考程度にしてください。
 

ゴミを家庭から出す場合、かかるゴミ袋代

実際にゴミ袋を使用して家庭からゴミを出す場合にかかるゴミ袋代を計算します。
 
今回は燃えるゴミの日が週3回、不燃ゴミの日が月2回、ビン・缶・ペットボトルの日が週1回、古紙の日が週1回を仮定します。
 
ゴミ袋代は1枚あたり燃えるゴミ用が45円、不燃ゴミ用が22円、紙袋が17円、透明なゴミ袋が11円として表1にまとめました。
 
表1

燃えるゴミ 不燃ゴミ ビン・缶・ペットボトル 古紙 合計
1ヶ月 540円 44円 約44円 約68円 約696円
1年 6480円 528円 約528円 約816円 約8352円

※筆者作成
 
表1から1ヶ月あたり約700円、1年あたり約8000円のゴミ袋代がかかることが分かります。
 

リサイクルボックスを使用すると節約できる費用

今回のケースの場合、ビン・缶・ペットボトル・古紙を出す場合に、お店に設置してあるリサイクルボックスを利用することになります。
 
前述の物を搬出する場合は、使用する透明なゴミ袋代と紙袋代が不要になります。
 
表1の結果を基に透明なゴミ袋代と紙袋代を計算すると、1ヶ月あたり約112円、1年あたり約1344円です。
 
お店に設置してあるリサイクルボックスを活用することで、ゴミ袋代が節約できるといえるでしょう。
 
家庭から出るゴミがすべてお店に設置してあるリサイクルボックスに入れることはできないので、参考程度にしてください。
 

お店のリサイクルボックスを活用すると、1年あたり約1300円のゴミ袋代が節約できる

お店に設置してあるリサイクルボックスを活用することで、1ヶ月あたり約110円、1年あたり約1300円のゴミ袋代が節約できることが分かりました。
 
家庭から出るゴミが、すべてお店に設置してあるリサイクルボックスに入れることはできません。
 
また、リサイクルボックスで回収しているものはお店により異なります。
 
行政が回収する場合もペットボトルなどはコンテナを使用すると、ゴミ袋代はかかりません。
 
利用しているお店やお住まいの地域により異なりますので、ホームページなどを確認して上手に活用してください。
 

出典

福岡市役所 よくある質問QA 環境・ごみ・リサイクル 指定袋の種類・容量はどんなものがあるのか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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