更新日: 2024.05.15 その他暮らし

宿泊先のホテルで友人と「部屋飲み」。宿泊しなければ友人の分の宿泊費は払わなくてよいですよね?

宿泊先のホテルで友人と「部屋飲み」。宿泊しなければ友人の分の宿泊費は払わなくてよいですよね?
旅行先や出張先で友人と会い「おしゃべりしたい」「お酒が飲みたい」と思ったことがある方もいるはずです。
 
ただ友人をホテルに呼び、おしゃべりやお酒を飲むだけなので、友人の分の宿泊費はいらないのでは? と考える方もいるかもしれません。
 
そこでこの記事では、宿泊先のホテルに友人は呼べるのか、宿泊費は払わなくていいのかについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

宿泊者以外の出入りは基本NG!

自分が宿泊するホテルに友人を出入りさせることは、基本的にできません。
 
ホテルには、そのホテルを利用する方向けに利用規約が定められています。
 
ほとんどの場合、その利用規約に「宿泊者以外は出入り・使用してはならない」と記載されているため、守る必要があるのです。
 
多くのホテルでは、もし利用規約に違反した場合は宿泊契約をキャンセルするとされています。
 
ちなみに、一般的に「そのホテルに宿泊すること=利用規約に同意すること」となるため、事前によく確認しておきましょう。
 
また、当然といえば当然ですが、ホテルに対して支払う宿泊料金は、泊まる人数に応じて支払っています。
 
そのため、料金を支払っている人以外が利用してしまうと、料金未払いのままサービスを利用しているということになってしまうのです。
 
したがって、宿泊しなければいいという問題ではないようです。
 
なお、場合によっては被害届を出されてしまい、罪に問われてしまうこともあるようです。
 
例えば刑法第130条では、「正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し、又は要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかったものは、三年以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する」と定められており、懲役や罰金が科される可能性もあるので、宿泊者以外の出入りは控えるべきといえるでしょう。
 

【PR】おすすめの住宅ローン

auじぶん銀行

au-bank
おすすめポイント

・がん診断保障に全疾病保障を追加
・住宅ローン人気ランキングNo.1!

変動
0.179 %

※住宅ローン金利優遇割最大適用後の変動金利(全期間引き下げプラン)
※新規借入れ
当初10年固定
%

※当初期間引下げプラン
当初20年固定
%

※当初期間引下げプラン
詳しくはこちら

【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。

※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。

※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。

※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます

・変動金利について
※2024年7月現在・本金利プランに住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※J:COM NET優遇割・J:COM TV優遇割は戸建のみ対象
※ J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。

宿泊者以外の人と会いたいときはどのようにすればいい?

宿泊先で友人と会いたい場合は、以下の2パターンが考えられます。

・ホテルのロビーやレストランで面会する
 
・ホテルの外で会う

それぞれについて詳しく解説します。

ホテルのロビーやレストランで面会する

ホテル内で友人と会いたい場合は、ロビーや併設されたレストランを使用するといいでしょう。
 
一般的に、ロビーやレストランであれば、宿泊者以外でも利用可能です。
 
併設されたレストランやカフェであればお酒が楽しめる場合もあるため、ホテルで飲みたいのであればこちらを利用しましょう。
 

ホテルの外で会う

ホテルのロビーやレストランを避けたい場合は、ホテルの外で会うのが無難でしょう。
 
友人の家や居酒屋など、お酒を楽しめる場所はいくらでもあります。
 
ただし、ホテルによっては深夜の出入りは暗証番号が必要な場合もあるため、遅くなる場合は入館方法を確認しておくことをおすすめします。
 

友人と飲みたい場合は宿泊先のホテル以外にしましょう

多くの場合、宿泊先のホテルに友人を入室させることは禁止されています。
 
なぜなら、利用規約に記載されているほか、ホテルの利用は宿泊料金を支払った人だけが受けられるサービスであるためです。
 
そのため、友人と飲食を楽しみたいのであれば、ホテルに併設されたカフェ・レストランを利用するか、ホテルの外に行きましょう。
 
そうすることで、無駄なトラブルを起こすことなく、楽しい時間を過ごせるはずです。
 

出典

デジタル庁 e-GOV 法令検索 明治四十年法律第四十五号 刑法 第百三十条
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集