更新日: 2024.05.20 その他暮らし
節約のためにコンタクトをやめメガネを購入する予定です。年間費用はどれくらい変わりますか?
そこで今回は、使い捨てのコンタクトレンズを使用する場合とメガネにした場合を比べるといくら節約になるかをご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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「コンタクトレンズ」と「メガネ」の必要コスト比較
コンタクトレンズとメガネのそれぞれのコストを比較してみましょう。なおコンタクトレンズは、日本で最も多く処方されている1Dayタイプで比較しています。コンタクトレンズの場合、1Dayタイプの1ヶ月にかかる平均価格は5000円~6000円ほどのようです。
この金額が毎月かかるため、1年では6万円〜7万2000円ほどかかります。さらに、3ヶ月に一度の定期検査が推奨されているため、年間で4回程度の検査代が別途で必要です。
近年のメガネは、購入時にフレームを選べばレンズ代は無料のケースもあり、メガネの平均価格はおよそ6600円〜1万4000円です。
メガネもコンタクトレンズ同様、初めは処方箋が必要となるため別途検査代が必要ですが、一度作ればよっぽど見にくいなどの症状がない限り、基本的には定期的な検査は必要ありません。ただし、成長期の子どもは視力が変化しやすいため、定期的な検査をおすすめします。
定期的に費用がかかるコンタクトレンズに比べると、一度作ればあとは費用がかからないメガネのほうが節約になるといえるでしょう。コンタクトレンズが1Dayタイプで1ヶ月約6000円とすると、約2~3ヶ月でメガネの費用の元は取れる可能性があります。
メガネに変える場合のメリット
コンタクトからメガネに変えるメリットは以下の5つです。
●簡単に着脱でき、どこでも手軽に使える
●部品交換や破損などのトラブルがなければ長期的に使える
●基本的なメンテナンスを無料で行ってくれる店もありコスパがよい
●眼球に直接触れないため、充血など不調なときも着用可能
●ファッションのアクセントになる
コンタクトを使用している際、外出先で目のトラブルが起こると外さなければいけなくなるため万が一のことを考えるとケア用品を持ち歩く必要があります。視力が悪い人にとっては、コンタクトレンズを外すと日常生活に支障をきたす場合も考えられます。
一方、メガネなら直接眼球に触れることはないため、目のトラブルが起きても着用したまま過ごせるのはメリットといえるでしょう。
コンタクトレンズを使用するよりメガネに変えたほうが節約になる可能性が高い
今回の結果から、コンタクトレンズは購入費が毎月必要となるため、メガネのほうが節約できる可能性があることが分かりました。コンタクトレンズは、視野が広くレンズがこもるなどの心配がないため便利ではありますが、目の状態によっては装着できないケースもあるかもしれません。
ただし、メガネも使用するシーンによっては不便に感じることも考えられることから、コンタクトレンズとの併用も検討してみるとよいでしょう。
出典
独立行政法人医薬品医療機器総合機構 安全対策業務 Q5 眼科で、コンタクトレンズの使用中は、定期的に検査を受ける必要があると指導を受けましたが、なぜでしょうか。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー