更新日: 2024.05.23 その他家計

インスタント味噌汁のコスパって悪いですか? 一人暮らしで作るのが面倒なのですが、手作りした方がよいのでしょうか?

インスタント味噌汁のコスパって悪いですか? 一人暮らしで作るのが面倒なのですが、手作りした方がよいのでしょうか?
一人暮らしの食事において、手軽さとコスパは重要な要素です。中でも、手軽に栄養を取れることから、味噌汁が毎日の食卓に欠かせない人もいるかもしれません。
 
しかし、一人暮らしで毎日手作りするのは時間も手間もかかり、インスタント味噌汁を利用する場合のコスパは気になります。この記事では、手作りとインスタントはどちらが経済的なのかを比較します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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インスタント味噌汁と手作り味噌汁の1食分のコスト比較

インスタント味噌汁と手作り味噌汁の1食分のコストを比較するためには、以下の3つの要素が関わります。

●インスタント味噌汁の購入費用
●お湯を沸かすための光熱費(水道代と電気代)
●味噌汁の材料費

毎朝の朝食に味噌汁を飲むことを前提として、これらのコストを比較してみましょう。
 

インスタント味噌汁のコスト

インスタント味噌汁をYahoo!ショッピングで調べたところ、一番安いもので1食7.2円でした。1食分の味噌汁には、お湯が160ミリリットル必要です。160ミリリットルのお湯を沸かすための電気代と水道代を計算してみましょう。
 
・電気代の計算
お湯を沸かすために必要な電力量は、1リットルの水を18℃から100℃まで上げるために必要な電力量を基に計算します。1リットルの水を沸かすために約0.095kWhの電力が必要です。したがって、160ミリリットルのお湯を沸かすためには約0.0152kWhの電力が必要と分かります。
 
電気代は電力会社と利用プランによりますが、1kWhあたりの電力量料金単価を27円と仮定して計算すると、160ミリリットルのお湯を沸かすためにかかる電気代は約0.41円です。
 
・水道代の計算
水道料金は地域や使用量によりますが、一般的には1リットルあたりの水道料金を0.2円として計算します。したがって、160ミリリットルの水道代は約0.032円です。
 
以上の計算から、160ミリリットルのお湯を沸かすために必要な電気代と水道代の合計は約0.44円です。7.2円(インスタント味噌汁の価格)+0.44円(お湯を沸かすための電気代)=7.64円1食分のインスタント味噌汁のコストは7.64円と分かりました。
 

手作り味噌汁のコスト

手作り味噌汁を作る際には、できるだけコストを抑えるために安価なだし入り味噌を使用し、味噌汁の具には乾燥ワカメを選びます。だし入り味噌をYahoo!ショッピングで調べたところ一番安いもので750gが216円、乾燥ワカメは20グラム入りで350円でした。だし入り味噌と乾燥ワカメのコストについては、以下の通り計算できます。
 
・だし入り味噌のコスト:
750gで216円なので、1gあたりのコストは216円÷750g=0.288円/gです。17g使用すると、0.288円/g×17g=約4.89円です。
 
・乾燥ワカメのコスト
1杯あたりの使用量を1gとすると、1杯あたりの乾燥ワカメのコストは17.5円です。
 
次に、水道代と電気代について考えてみましょう。味噌汁1杯を作るためには、約160ミリリットルの水が必要です。
 
・水道代
一般的に1リットルあたりの料金は0.2円とされています。160ミリリットルの水を使うとすると、水道代は0.2円/L×0.16L=約0.032円です。
 
・電気代
味噌汁を作る際は、一般的に鍋を使ってコンロで加熱します。具体的な電気代を計算するためには、使用するコンロの電力消費量や加熱時間など、さまざまな要素を考慮する必要があります。
 
例えば、電子レンジを使用する場合、500ワットの電子レンジの電気代は1分で約0.25円とされています。味噌汁を作るために電子レンジを5分使用したとすると、電気代は約1.25円です。
 
だし入り味噌と乾燥ワカメを使って味噌汁1杯を作るための水道代・電気代・食材の合計コストは、おおよそ4.89円(だし入り味噌)+17.5円(乾燥わかめ)+0.032円(水道代)+1.25円(電気代)=約23.67円です。
 

コスパがよいのはインスタント味噌汁

手作りの味噌汁のコストはインスタント味噌汁の約2.7倍です。しかし、手作りの味噌汁は新鮮な食材を使用でき、栄養価が高く、好みの味にできるというメリットがあります。
 
一方、インスタント味噌汁は手軽に作れて時間を節約できます。どちらがよいかは、ライフスタイルや予算・時間・味の好みによるので、バランスよく利用するのがおすすめです。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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