更新日: 2024.06.01 その他暮らし
転職で引っ越します。「マンスリー賃貸・家具付き」は割高でしょうか? 数年は住む予定です。
本記事では、マンスリー賃貸・家具付き物件のメリットやデメリット、注意点について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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マンスリー賃貸・家具付き物件のメリット
マンスリー賃貸・家具付き物件のメリットは、敷金・礼金が不要、ライフラインの開通手続きが不要、引っ越しの作業がラクなどが挙げられます。
メリットを理解することで、マンスリー賃貸・家具付き物件を選ぶべきかどうかを判断しやすくなります。本項では、マンスリー賃貸・家具付き物件のメリットについて見ていきましょう。
敷金・礼金が不要
通常、賃貸マンションに引っ越す場合、敷金や礼金、保険料、仲介手数料などが必要ですが、マンスリー賃貸の場合はこれらの費用がかかりません。
さらに、家具や家電製品(テレビ、冷蔵庫、洗濯機、ベッドなど)も備わっているため、初期費用をおさえることができます。そのため、浮いた分の予算を他の用途に充てられます。
水道やガス、ネット開通手続きが不要
マンスリー賃貸のメリットの一つは、ライフラインの手続きが不要であることです。
通常、賃貸マンションに引っ越すと、水道やガス、インターネットなどのサービスの開通手続きを自ら行う必要があります。立ち会いも必要で、スケジュールを調整しなくてはなりません。
しかし、マンスリー賃貸の場合は、手続きや立ち会いが不要です。インターネットに関しては、多くの物件でWi-Fiへの接続が可能です。
すぐに新生活を始められる
マンスリー賃貸は、家具や家電が完備されており、さらにライフラインの手続きも不要なため、すぐに新生活を始めることができます。引っ越し当日から気軽に料理やお風呂、睡眠を取ることができ、新しい環境での生活をスムーズにスタートできます。
引っ越しの作業がラク
引っ越しの作業がラクなことも、マンスリー賃貸・家具付き物件のメリットです。テーブルやベッド、冷蔵庫などの家具や家電がすでに備え付けられているため、大きな荷物の梱包や持ち運びが不要です。また、新たに家具や家電を買いそろえる必要もありません。荷物が少なければ、引っ越し費用も節約できます。
マンスリー賃貸・家具付き物件のデメリットと注意点
マンスリー賃貸・家具付き物件のデメリットには、家賃が割高、内見ができない、壁が薄い、家賃が前払いなどがあります。
メリットとデメリットの両方を理解することで、マンスリー賃貸・家具付き物件を冷静に判断することができます。本項では、マンスリー賃貸・家具付き物件のデメリットと注意点について詳しく見ていきましょう。
家賃が割高に設定されている
家賃が割高なことは、マンスリー賃貸・家具付き物件のデメリットの一つです。なぜなら、家賃には家具・家電の調達コストや事業者の利益が含まれているためです。そのため、1年以上など長期間滞在する場合は、家具や家電を自分でそろえて通常の賃貸物件を借りるほうが、総合的なコストを節約できる可能性があります。
マンスリー賃貸・家具付き物件を検討する際には、周辺の賃貸物件とのコスト比較を事前に行うことをおすすめします。
内見ができない場合がある
多くのマンスリー賃貸・家具付き物件では、内見ができません。一部の物件では入居者の入れ替わりが早いため、内見のスケジュールを調整することが難しい場合があります。また、一部の物件では内見自体が禁止されていることもあります。
Webサイトで部屋の写真や備え付け家具・家電を確認できますが、実際に物件を見ずに契約が必要な場合があることも理解しておきましょう。
壁が薄い場合がある
マンスリー賃貸・家具付き物件の中には、壁が薄く防音性能が低い場合があります。そのため、両隣や上下階から生活音が聞こえてくることがあります。
足音やキッチン・トイレの水を流す音、テレビや音楽などが気になって眠れなくなるかもしれません。また、このような騒音がトラブルの原因になることも考えられるため、注意が必要です。
家賃が前払いの場合がある
多くのマンスリー賃貸では、家賃が一括前払いとなっており、入居期間によっては大きな負担となることがあります。一部のマンスリー賃貸では、クレジットカード決済やコンビニ支払いが可能です。
敷金や礼金などは不要ですが、家賃の一括前払いが必要な点を理解し、しっかりと資金計画を立てておきましょう。
マンスリー賃貸・家具付き物件は家賃は割高だが便利。複数の物件を比較して検討しよう!
マンスリー賃貸・家具付き物件は、敷金・礼金が不要で、ガスやインターネットの開通手続きも必要ありません。さらに、家具・家電が備え付けられているため、引っ越し作業が簡単です。ただし、通常の賃貸物件と比べて家賃が割高な傾向があり、家賃は一括で前払いする必要があります。
これらのメリットとデメリットを理解した上で、慎重に検討することが重要です。また、物件を探す際には、複数の選択肢を比較して、条件に合った物件を見つけましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー