更新日: 2024.06.08 その他暮らし

「リセールバリュー」の高い車TOP5ランキング!2位はトヨタ「アルファードハイブリッド」、1位は?

「リセールバリュー」の高い車TOP5ランキング!2位はトヨタ「アルファードハイブリッド」、1位は?
車を購入する際は、将来、車を乗り換えるときのことを考えて、「リセールバリュー」をあらかじめ考慮する方もいるかもしれません。
 
「リセールバリュー」とは「将来売却するときにつく価値」のこと。「残価率」と呼ばれることもあります。
 
リセールバリューの高い車は値下がりしにくいため、乗り換え時に高く売れ、新しい車の購入費用をより多くカバーできる可能性があります。
 
本記事では、リセールバリューの高い車をランキング形式でご紹介します。現在、車の購入を検討している人は参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

リセールバリューの高い車ランキングTOP5!

ある大手中古車売買サービスによると、リセールバリューの高い車ランキングは表1の通りです。
※2024年5月時点
 
表1

順位 メーカーおよび車種 リセールバリュー(%)
第1位 マツダ
RX-7
(年式2002年4月~2003年4月)
41.0~191.0
第2位 トヨタ
アルファードハイブリッド
(年式2023年6月~)
111.0~184.0
第3位 トヨタ
アルファード
(年式2023年6月~)
80.0~170.0
第4位 トヨタ
ヴェルファイアハイブリッド
(年式2023年6月~)
97.0~169.0
第5位 トヨタ
ランドクルーザー 70
(年式2014年8月~2015年7月)
61.0~161.0

※筆者作成
 
1位はマツダのスポーツカー「RX-7」で、2位以下にはトヨタ車から4車種ランクインしました。トヨタ車はいずれも大型の車で占められています。
 
1位のRX-7はリセールバリューの変動幅が大きく、中にはさほど残価率が高くないケースもありますが、逆に200%に届きそうなほど価値が高く見積もられるケースもあることが分かります。
 
ヴェルファイアも上下の変動幅が大きいですが、残価率の下限が80%以上と高く、人気の高さが顕著にあらわれています。
 
ただし、いずれも新しいモデルであるため、年式がリセールバリューに影響を与えた可能性もあります。
 

リセールバリューが高い車の特徴は?

一概にはいえませんが、リセールバリューが高い車には以下のような特徴があると推察されます。

●年式が新しい車
●万人受けしやすいボディカラーの車(ホワイトやブラック、シルバーなど)
●希少な車(生産終了した人気車、台数が少ない車など)
●人気メーカーの車(国内外で人気のメーカー)

まとめると、人気や希少性がある車、すぐ手に入りづらい車などが、リセールバリューの高い車と考えられます。
 
ただしモデルチェンジにより型式が古くなったり、個体の状態が非常に悪かったりなど、状況によっては同じ車でもリセールバリューが下がる可能性は否定できないでしょう。
 

公式サイトで申し込み

【PR】アイフル

aiful

おすすめポイント

WEB完結(郵送物一切なし)
・アイフルならご融資可能か、1秒で診断!
最短18分(※)でご融資も可能!(審査時間込)

融資上限額 金利 審査時間
最大800万円 3.0%~18.0% 最短18分(※)
WEB完結 無利息期間 融資スピード
※融資まで 30日間 最短18分(※)
※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
※診断結果は、入力いただいた情報に基づく簡易なものとなります。
■商号:アイフル株式会社■登録番号:近畿財務局長(14)第00218号■貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率)■遅延損害金:20.0%(実質年率)■契約限度額または貸付金額:800万円以内(要審査)■返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式■返済期間・回数:借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)■担保・連帯保証人:不要

車ユーザーの購入傾向

一般社団法人日本自動車工業会によると、乗用車を保有している人の8割強は「買い替え」による保有であり、増車や新規購入はそれぞれ約1割にとどまっています。
 
多くの車ユーザーが、保有している車を手放して別の車に買い替える行動をとっていることからすると、やはり現在の保有車のリセールバリューが重要になってくるといえるでしょう。
 
では買い替えの流入状況(購入形態)はどうかというと表2の通りです。
 
表2

流入状況 全体に対する割合(%)
2023年
新車→新車 48
中古→新車 12
新車→中古 12
中古→中古 28

※一般社団法人日本自動車工業会「2003年度 乗用車市場動向調査」を基に筆者作成
 
全体の52%は中古車の取引です。中古車に一定のニーズがある点を踏まえると、現在保有している車の車種やモデル・状態などによっては、一定のリセールバリューが見込めるでしょう。
 

リセールバリューの高さは諸要素によって変わる

今回ご紹介したリセールバリューの高い車ランキングでは、トヨタの大型車が上位に目立ちましたが、古いモデルのマツダRX-7もランクインしています。
 
車種の人気度合いや希少性・個体の状態など、さまざまな要素によって中古車の価値は変わる場合があります。
 
今後、車の購入を検討している人は、購入候補車のリセールバリューを事前に調べておくと、将来の乗り換え時に役立つかもしれません。
 

出典

一般社団法人日本自動車工業会 2023年度 乗用車市場動向調査(22.23ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集