更新日: 2024.06.12 その他暮らし
カラオケ好きの夫。スナックで「1曲200円」とカラオケボックスとでは、どちらで歌うのがお得なのでしょうか?
ほかの選択肢としてスナックを利用する場合、どちらがお得か気になる人もいるでしょう。
今回はスナックとカラオケボックスの料金システムの紹介と、通う場合はどちらがお得なのかを比較しました。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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スナックとカラオケボックスはそれぞれどのような料金システムを採用している?
カラオケをする際、スナックとカラオケボックスのどちらを利用する方がお得かを知るには、まず料金システムを把握することが重要です。
・スナックの料金システム
・カラオケの料金システム
それぞれの料金システムについて、詳しく見ていきましょう。
スナックの料金システム
スナックの料金システムは、お酒などがすべて含まれるセット料金をベースに計算されることが多いようです。
60分や90分が基準になっているケースが多く、滞在時間に応じて料金が計算されます。セット料金にはカラオケ料金を設けていない店舗が大半のようで、利用する場合は別途料金を支払う必要があるようです。
カラオケの利用料金は1曲200円~300円程度が相場となっており、歌った曲数に応じて金額が加算されます。
厚生労働省が出しているバー・スナック・パブの利用経験者の平均的な支払額をみると、「3000円未満」が2割強、「3000円~5000円未満」が4割強、「5000円~7000円未満」が2割弱みられるとのことでした。
カラオケの料金システム
一般的なカラオケの料金システムは、30分単位・フリータイムの2種類に分かれるようです。
金額は学生・一般・会員の3つの分類が一般的ですが、店舗により扱いが異なる点に注意してください。
カラオケの料金は時間帯や都道府県によって差が生まれますが、平均相場は以下が目安になるでしょう。
表1
会員区分 | 30分 | フリータイム |
---|---|---|
学生 | 100円~300円程度 | 1000円~1700円程度 |
会員 | 150円~600円程度 | 1300円~2000円程度 |
一般 | 200円~700円程度 | 2000円~3000円程度 |
※筆者作成
なお、カラオケの利用料金は朝が安く、夜が高くなるようです。
朝と夜を比較すると倍近い金額差が生まれるケースもあるため、スナックと比較する際は利用時間帯も加味しましょう。
スナックとカラオケボックスの料金比較
スナックとカラオケボックスのどちらがお得かは、利用する時間帯や歌う曲数によって異なります。
今回はスナックの営業時間になりやすい夜間にフォーカスして、料金を比較しました。
まず、スナックでカラオケを利用する場合の料金相場は200円~300円程度になるでしょう。上記の金額は1曲の歌唱ごとに料金が発生するようで、歌う曲数が増えるほど加算されます。
対してカラオケで発生するのは、滞在時間による金額です。そのため、実際に歌っているかどうかは関係ありません。
カラオケの夜間料金は30分につき500円~700円程度に設定されているようです。カラオケ料金だけでいえば、スナックの料金相場と比較して3曲前後の歌唱が必要になります。
対して、スナックは滞在するためのセット料金が3000円〜5000円ほどかかるようです。
仮に1時間滞在して1曲歌った場合でも3200円~5300円の金額が発生するため、ただ歌うだけならカラオケの方が安く済むといえるでしょう。
ただし、カラオケは歌うだけなのに対して、スナックはお酒を楽しんだり、店員やほかのお客さんと交流できたりといったカラオケにはないメリットもあります。
上記のような目的があるのであれば、スナックに通ってカラオケを楽しむこともおすすめの選択肢です。
スナックとカラオケボックスのどちらがお得かは利用時間や歌う曲数で異なる
スナックとカラオケボックスは、それぞれ料金形態が異なります。
カラオケを楽しむために通う場合は、利用時間や歌う曲数で異なる点を覚えておきましょう。なお、単純にカラオケを楽しむだけであれば、カラオケボックスに通った方が安く済むようです。
夜間に通うのはもちろん、朝や昼間などの早い時間に通えば、30分あたりの料金も安く済むでしょう。スナックはお酒を楽しむ場でもあるため、何を目的にしているかによって、適した方法でカラオケを楽しみましょう。
出典
厚生労働省 今日から実践! 収益力の向上に向けた取組みのヒント 社交業編
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー