父の日にプレゼントしていた「肩もみ10分券×10枚」。専門店でのサービスに換算したらいくらになる?
配信日: 2024.06.16 更新日: 2024.06.17
さてそんな肩もみ券ですが、もしマッサージサービスを専門店で受ける場合、どれくらいの値段に相当するのか気になったことがある方もいるでしょう。そこで本記事では、肩もみ券を専門店の施術に換算した場合の価値について調べてみました。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
「肩もみ10分券×10枚」の値段はいくら?
「肩もみ10分券×10枚」を全部使うと、合計100分間の肩もみサービスになります。「肩もみ券」という名目ですが、実際には肩だけでなく背中や腰などほかの箇所のもみほぐしをしていた子どもも少なくないでしょう。
そこで今回はマッサージ箇所を限定せずに、一般的なリラクゼーションのサービスに置き換えて計算します。実際に提供されているリラクゼーションサービスの料金を数店のサロンで調べたところ、料金は表1の通りでした。
表1
リラクゼーション料金 (15分当たり) |
100分間に換算した場合の料金 | |
---|---|---|
A店 | 1650円 (ヘッドショルダーコース) |
1万1000円 |
B店 | 1300円 (もみほぐし15分の通常価格) |
約8667円 |
C店 | 2750円 (筋膜リリースとリンパマッサージ) |
約1万8333円 |
平均 | - | 約1万2667円 |
※筆者作成
施設やサービス内容によって値段は異なりますが、今回調査した3店における100分間のマッサージ平均料金は「約1万2667円(10分券1枚当たり約1267円)」でした。料金のみで比べると、肩もみ券は大きな価値があるプレゼントといえるでしょう。
ただし、専門店と肩もみ券では施術の質が異なるため、必ずしも上記と同じ価値とはいえません。あくまでも専門店の料金に置き換えた場合の参考としてください。
肩もみ券ならではのうれしさがある
リラクゼーションサロンでのサービス体系について考えると、肩もみ券の実質的な価値はさらに高いといえます。サロンの中には、予約が必要だったり、直前のキャンセルに料金が発生したりするところがあります。また、サロンへ行くには交通費や時間もそれなりにかかるでしょう。
一方子どもの肩もみ券は、こうした点で融通が利きます。予約なしで好きなタイミングに、しかも追加料金なしに自宅で肩もみしてもらえるとなれば、肩もみ券の価値はより増します。
もちろん、サービスの質についてはサロンに軍配が上がるでしょう。知識や力があるプロに施術してもらう方が、やはりリラックス効果は大きいかもしれません。とはいえ、そのような融通性も大きなポイントです。
何よりも「大切な子どもからのプレゼント」である点を踏まえれば、肩もみ券の付加価値は高いです。
大人になった今でも肩もみ券をプレゼントできるサービスもある
最近は肩もみや肩たたきに関連したユニークなサービスが見受けられます。メッセージアプリで「肩たたき券」を無料で送れるサービスや、肩たたき券付きのパジャマ、紙幣のようなデザインの肩たたき券など、昔懐かしい気持ちになりそうなサービス・商品があります。
もし「最近は父親の肩もみをしてないな」と感じたなら、久しぶりに童心にかえって肩もみ券をプレゼントしてみると喜ばれるかもしれません。
専門店でのサービスに換算した場合「肩もみ券」の価値は1万円以上……ただしプライスレスな部分も
子どもの肩もみ券を、あえてリラクゼーション専門店のサービスと比較すると、1万円以上の価値があると考えられます。ただしこれはあくまで時間の点から見た換算です。愛する子どもからもらった肩もみ券は、親にとってプライスレスなプレゼントであり、その価値を強引に金額換算するのは少し野暮ともいえるでしょう。
ここ最近親の肩もみをしていないようなら、これを機に肩もみ券をまたプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー