新幹線の「リクライニング」を倒そうとしたら後ろの人から注意されてしまった…!「指定席」なのですが座席を移動できますか?

配信日: 2024.06.21

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新幹線の「リクライニング」を倒そうとしたら後ろの人から注意されてしまった…!「指定席」なのですが座席を移動できますか?
新幹線に乗って長距離移動をする際、リクライニングを倒して利用したいと思う人もいるかもしれません。しかし、リクライニングを倒そうとした際に後ろの座席の人から注意やクレームを受けてしまうケースもあります。
 
リクライニングに関するトラブルをはじめ、何か問題が起きた際にほかの座席へ移動できるか気になる人もいるでしょう。今回は新幹線や特急で指定席を利用している際、発車前後で座席移動ができるかをまとめました。
FINANCIAL FIELD編集部

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新幹線や特急で指定席の移動は可能?

結論、ほとんどの鉄道会社では新幹線や特急の指定席移動が可能となっています。ただし、鉄道会社ごとに条件が設けられているため、それぞれの内容をしっかりと把握しておきましょう。

・新幹線の場合
 
・特急の場合

上記のケースについて、詳しく解説します。
 

新幹線の場合

東日本旅客鉄道株式会社(以下JR東日本)「きっぷあれこれ きっぷの変更」によると、新幹線の座席変更について以下の内容が掲載されていました。

・使用開始前で有効期間内(前売りの乗車券については有効期間の開始日前を含みます)のきっぷ(定期券及びおトクなきっぷは除きます)は、1回に限って同じ種類のきっぷに手数料なしで変更できます。
 
・指定券(座席未指定券を除く)はご利用の列車の乗車駅発時刻前に限り変更できます。

上記の内容から、本来乗る列車の発車前かつ1回までであれば、問題なく変更できると考えられるでしょう。
 
なお、指定席の変更については指定券を販売している窓口の営業時間であれば対応してもらえるようです。ただし、指定券から座席未指定券への変更はできないようです。
 

特急の場合

特急の場合は、鉄道会社によって対応状況が異なるようです。
 
とある鉄道会社では、指定された特急列車の発車時刻までであれば座席変更が可能となるようです。また、同一日の変更に関しては無制限、別日への変更に関しては1回までの回数制限が設けられている点にも注意しましょう。
 
ほかにも、手続きを行うタイミングで対応方法が異なる会社もあるようです。発車日の午前2時までであれば払い戻しを行い、再度新たな席を購入すれば問題ありません。発車日当日の場合は同一列車同一方面での変更に限り、1回までであれば手数料なしで変更できるとされています。
 
手続きの方法や対応してもらえるタイミングなどに違いがあるため、座席変更を利用する際は事前に確認することをおすすめします。
 

トラブルがともなう場合は車掌へ申告すると変更してもらえる可能性がある

どの鉄道会社も、基本的には発車時刻後の座席変更には対応してもらえないでしょう。しかし、トラブルがともなっている場合は、車掌への申告によって対応してもらえるケースもあるようです。
 
例えば車内に空席があった場合、事情を話すことで対応してもらえるケースは珍しくないでしょう。また、一部では「調整席」と呼ばれる、トラブル対応時や予約重複時に対応するための席が設けられている場合もあります。
 
そのまま座席を使用していても、さらなるトラブルにつながるかもしれません。我慢するのではなく、一度相談してみることも検討してみましょう。
 

指定席の座席変更は基本的に発車前までとされているが、場合によって移動できることもある

新幹線や特急の座席変更は、基本的に乗車する車両が発車する前までとされています。いつまで変更できるかは鉄道会社によって異なるため、実際に予約している会社のホームページを確認してみましょう。
 
ただし、乗車してからトラブルに見舞われてしまった場合は、車掌への申告・相談で対応してもらえることもあるようです。そのため、リクライニングを倒そうとしてクレームを受けた場合は、一度確認してみることをおすすめします。
 

出典

東日本旅客鉄道株式会社 きっぷあれこれ きっぷの変更
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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