通勤中、いつもコンビニで「水」を買っているのですが、コスパ悪いでしょうか? スーパーが職場の少し先で、楽なのでついコンビニで買ってしまいます
配信日: 2024.07.06 更新日: 2024.07.09
しかし、一般的に買い物はコンビニよりスーパーのほうが安いとされています。スーパーの位置が職場を通り過ぎて少し歩く場所にある場合、通勤途中に寄れるコンビニで購入するのが便利ですが、金額を考えるとやはりスーパーで購入したほうがいいのでしょうか。
本記事ではコンビニとスーパーで販売されている水の価格の比較とコンビニで買うメリットについて解説します。
執筆者:渡辺あい(わたなべ あい)
ファイナンシャルプランナー2級
1ヶ月でいくらになる?
ペットボトルの水を購入した場合、1ヶ月でいくらになるのでしょうか。コンビニ、スーパーで購入できる水の価格をもとに試算してみましょう。
コンビニの水の価格
コンビニ大手3社での水の価格は次のようになっています。
図表1
コンビニ名 | 商品名 | 容量 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
セブン-イレブン | 7プレミアム天然水 | 550ml | 108円 |
ファミリーマート | 新潟県津南の天然水 | 600ml | 108円 |
ローソン | 天然水 | 600ml | 108円 |
筆者作成
容量に多少の差はあるものの、持ち運びやすいサイズの水のペットボトルは108円(税込)で購入することができます。これを1ヶ月の出勤日を20日間として毎日購入した場合は2160円となります。
大手スーパーの水の価格
大手スーパーでは次の価格で水を販売しています。
図表2
店舗名 | 商品名 | 容量 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
イオン | トップバリュベストプライス 天然水 | 500ml | 51.84円 |
西友 | 伊賀の天然水 | 600ml | 68円 |
筆者作成
容量や価格は取り扱いのスーパーによって異なりますが、今回はコンビニとほぼ同容量である西友の水で計算してみます。この水を同様に20日分購入すると1360円となり、コンビニで購入したときよりも1ヶ月あたり800円安くなるという結果になりました。
スーパーによってはプライベートブランドの商品を展開し、より低価格の水を販売しているところもあるので、この差額がさらに大きくなることも考えられます。
スーパーで買うメリット・デメリット
スーパーで買うメリットは、まず「安い」ということでしょう。職場よりも遠いところにスーパーがあり、行くのが面倒という場合は、自宅付近でまとめ買いをするという方法もあります。またネットスーパーを使えば重い水を運ぶ必要もありません。
しかし、地域によってはネットスーパー対象外のところもあり、早朝や深夜にはスーパー自体が営業していないなど、ほしい時にすぐ買えないこともあるのがスーパーで購入するデメリットでしょう。
またダンボール箱でまとめ買いをする場合、常温で販売されていることが多いので、冷たい水が飲みたい場合は会社に持っていく前に冷蔵庫で冷やす手間もかかります。
高くてもコンビニで購入するメリット
コンビニで購入する利点は、「便利さ」が挙げられます。コンビニは24時間営業のところがほとんどなので早朝でも買うことができるほか、店舗の商品配置が似ているところも多いので、商品を探す手間がかからず短時間で必要なだけ購入できます。また職場近くで冷えた水を手に入れられるのもコンビニで購入するメリットです。
さらに、コンビニでは独自のポイントやキャンペーン、アプリでのクーポンもあるので、場合によってはスーパーよりもお得に買えることもあるでしょう。
生活スタイルに合わせて購入先を決めよう
毎日購入する水のペットボトル。値段だけを比較するとスーパーで購入する方に軍配が上がりますが、コンビニで購入するメリットも多くあります。どちらの方が生活スタイルにあった購入場所なのか見極めて、自分にとってメリットが大きいと思ったところで購入してください。
出典
セブン-イレブン 7プレミアム 天然水 550ml
ファミリーマート 新潟県津南の天然水 600ml
ローソン 天然水 600ml
イオンネットスーパー トップバリュベストプライス 天然水 500ml
西友 みなさまのお墨付き伊賀の天然水 600ml
執筆者:渡辺あい
ファイナンシャルプランナー2級